増毛にはデメリットもある！？増毛のリスクやトラブルとは
増毛治療前に知っておこう！増毛のデメリット
ハゲにお悩みのそこのあなた、ズバリ増毛治療を考えたことがあるでしょう？
ですが、増毛ってどんなものなのか、具体的に知っている人は案外少ないものです。
そこで今回は、増毛の施術方法と、増毛にはメリットとデメリットがあることについて詳しくご説明いたします。
増毛について事前に知識を得ることで、思わぬトラブルを回避しましょう！
増毛の基礎知識：増毛ではこんな施術をする
増毛とは、自分の髪の毛に人口毛を数本ずつ結びつける方法です。
自分の頭髪が少ない場合はネットなどを使って人工毛を結びつける施術を行います。
手術のように頭皮に傷をつけるわけではないので、簡単ですぐに始められます。
回数を分けて徐々に増やしていけば、周囲の人にバレることなく自然に髪が増えたように見えることでしょう。
増毛には3つの種類がある！
増毛の種類には3タイプあります。
・結毛式
自分の頭髪1本に対して、人工毛髪を何本かづつ結び付けてゆく増毛法です。
どの部位に増毛するか、毛量はどのくらいにするか、その人の状態に合わせて変えられるので、自由度が大きく違和感もなく増毛可能です。
本数が少なければ短時間で手軽に増毛でき、頭皮への負担も少なくて済みます。
・編み込み式
まずは頭全体に、土台となる糸を編みこみます。
そこに人口毛を編み込んで増毛していく方法です。
編み込み式は、特に頭頂部の薄毛に効果がある方法とされています。
自毛ではなく土台に人工毛髪を編みこむので、比較的頭皮や自毛に負担の少ない方法でもあります。
・結着式
シートに人工毛をあらかじめ付けておき、そのシートをまるでシールのようにペタリと頭皮に接着する増毛法です。
人工毛髪やネットを自分の頭髪に結着するわけではないので、薄毛が進行してほとんど毛がない部位にも増毛が可能です。
増毛するメリットは何かを真剣に考えてみた！
・低価格
増毛は、植毛などと比べると価格を安く抑えられる点が魅力です。
例えば、料金の安いクリニックで2000本の自毛植毛をしても、60万円ほどの相場となっています。
植毛は保険の効かない手術なので、どうしても高額になります。
ですが、増毛なら1500本の増毛で75,000円ほどの価格が相場とされています。
・普通に生活出来る
増毛は少々のことでずれたり外れたりすることはないので、そのままシャンプーをしたりスポーツをしても問題はありません。
プールで泳いでも平気ですし、スポーツジムに行ったときにシャワーを浴びることも出来るので、周囲の目線も気になりません。
・毛髪の増減が自由に出来る
増毛では、処置をするとすぐに毛量が増えるので、早くて確実な効果を期待しているかたに向いているといえます。
自毛に結びつける本数を調整することで自然な密度になりますし、回数を分けて増やすことで発毛したように見せることも出来ます。
このポイントを押さえておこう！増毛には3つのデメリットがある
増毛は自毛がないとできないって本当？増毛の真実
増毛は、人工毛髪を自毛に結びつけたり絡めることで増やしていきます。
そのため、ある程度の自毛量が必要になります。
あまりにも自毛の毛量が少ない人は、施術自体が難しいといえます。
増毛のデメリットについてもっと詳しく知りたい方はコチラもチェック！
⇒増毛にも欠点が色々ある！知っておきたい増毛のデメリット
増毛した部分は自毛が抜けると一緒に抜け落ちる！
増毛は、自毛に人工毛を結びつけるため、自毛が抜けると当然人工毛髪も一緒に抜け落ちてしまいます。
また、結びつけることでどうしても頭皮に負担がかかりがちで、抜け毛の原因になる可能性も否定できません。
さらに、自毛が伸びてくると結び目が櫛などに引っかかって抜けやすくなるなどのリスクもあります。
メンテナンスが必要！増毛の維持費用
増毛は、一度やったら終わりではなく定期的なメンテナンスが必要です。
人工毛を絡めた自毛は自然に伸びるため、時間が経つにつれてズレたり不自然な髪型になってしまいます。
増毛の付け替えペースは比較的早いため、カツラよりメンテナンス費用がかさむ場合があります。
増毛の維持費用についてもっと詳しく知りたい方はコチラもチェック！
⇒見落としがちな増毛の維持費の相場を知りたい！いくらかかるの？
⇒増毛は月額いくらかかるの？徹底調査！～薄毛対策の月額料金～
増毛のリスクを徹底検証
自毛への負担の懸念
増毛は自毛に複数本の人工毛を結びつけるため、当然結着した人工毛髪の重さがすべて自毛にかかってきます。
わかりやすく説明いたしますと、自毛1本に対して人工毛を5本結びつけると、もともとの自毛に加えて計6本もの重さがかかります。
これでは、自毛や毛根に負担がかかると考えられるのもうなずけます。
女性が増毛する場合のデメリットについて
女性が増毛する場合のデメリットも、ほぼ男性と同じです。
女性の場合は男性より平均して髪が長いため、1本の自毛にかかる負担は、男性よりも高くなる可能性があるといえるでしょう。
しかも、女性の場合はパーマやヘアカラー、縮毛矯正などのオシャレを楽しみたいと考えるかたがほとんどです。
その場合、増毛した人工毛だと通常のパーマやカラーは効果が少なく、仕上がりに満足できない結果になりかねません。
パーマやカラーを考えている女性は、あらかじめ増毛するサロンで疑問点をチェックしておきましょう。
女性の薄毛のお悩みは、ほとんどのかたが頭頂部と分け目です。
その場合、増毛よりもウィッグのほうが手軽でその日の気分やファッションに合わせたオシャレが楽しめるといえます。
ウィッグにはより自然に見える人毛と人工毛がありますが、どちらも頻繁にメンテナンスをする必要があるという欠点があることも確かです。
マープの評判と増毛デメリットを探ってみた
アートネイチャーのマープ増毛法は、1時間で最大1000本増やすことが可能な、スピード増毛が特徴です。
自然に見えるよう、結び目をより小さく改良している点もポイントだといえます。
しかし、やはり自毛には負担がかかるので、薄毛が進行して毛根が弱っているかたは注意が必要です。
また、頭頂部と生え際だけで月々2万円、メンテナンス費用だけでも毎月2,500円ほどと、大手なだけに費用も多くかかります。
アートネイチャーのマープ増毛についてもっと詳しく知りたい方はコチラもチェック！
⇒マープの効果を知りたい！費用や口コミ、デメリットまで徹底検証
大手の増毛費用相場：アデランスの増毛を例にして費用を検証
では、増毛の最大手とされているアデランスの増毛値段はどうでしょうか？
アデランスではピンポイント増毛や「バイタルエクス・ネオ」など、様々な種類のサービスを提供しています。
メンテナンス料金も含まれている年会費制の「フリーダム」を例にとって費用を見てみましょう。
・フリーダム（スモール）の料金
初年度料金 187,290円
継続2年目以降の料金 168,480円
2年間で355,770円となっています。
各社の増毛費用の相場についてもっと詳しく知りたい方はコチラもチェック！
⇒各社の増毛の費用・効果・サービスを徹底比較してみた！
薄毛対策には発毛や植毛という方法もある
増毛は自分の毛が生えるわけではないので、自毛が少なくなると結びつける土台となる自毛への負担がますます高くなるというリスクがあります。
また、毎月のメンテナンス費用もかかる増毛をいつまで続けるのかという問題もあります。
その点を考えると、その人の状態によっては発毛や植毛などの薄毛対策がおすすめな場合もあります。
増毛以外の薄毛対策その1：発毛
発毛とは、現在まったく自毛がないところに髪を生えさせる方法です。
毛母細胞の働きを促進し、毛根から再び髪を成長させます。
発毛の方法は、まず育毛剤を使って今ある髪を育てて脱毛を防ぎ、頭皮環境を改善します。
その後、外用薬や内服薬タイプの発毛剤を使って髪の成長を促すやり方です。
多くは薄毛治療を専門とするサロンや育毛＆発毛クリニックで治療可能です。
ネットのハゲラボなどの評価によると、「アイランドタワークリニック」や「ルネッサンスクリニック」などが高評価されています。
増毛以外の薄毛対策その2：植毛
植毛とは、外科的手術によって頭皮に毛髪を植え込む増毛法です。
特に自分の頭髪を移植する自毛植毛は副作用のリスクも少なく、人工毛の植毛よりも安全だとされています。
ただし、メスを使って移植するため頭皮に傷跡が残りますし、一度に移植出来る毛量も限られているため何度も手術を繰り返さなければならないというデメリットもあります。
増毛と植毛についてもっと詳しく知りたい方はコチラもチェック！
⇒増毛と植毛の違い・メリットデメリットは？どっちを選ぶべき？
最後に：増毛のメリットとデメリットをまとめてみた
・基本的な増毛は、自毛に人工毛を結びつける結毛方式。他にもネットで土台を作って人工毛髪を編み込み方法や、人工毛を植えたシートを貼り付ける結着式などがある。
・増毛は副作用もなく、短時間の施術で毛量を増やすことも可能。シャンプーをしたりスポーツをしてもズレたり外れる心配がないので、安心して日常生活が送れるなどのメリットがある。
・しかし、自毛が伸びると不自然な髪型になるので定期的なメンテナンスが必要。そのぶん費用もかかる。
・自毛に何本もの人工毛髪を結びつけるので、自毛に負担がかかり薄毛を進行させるリスクもあるとされている。
・増毛以外にも、発毛治療や自毛植毛などの薄毛対策もある。
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