どのような方法かと言いますと、現在ある自毛の根元付近に人工の髪の毛を2本から4本ほど結び付けていく方法です。

メスやハリといった特別な道具を使用することもないので、頭皮への負担も少なく短時間で自然な毛髪を手に入れることができるため人気のある増毛法なのですが、この結毛式増毛法にもリスクはあります。

そのリスクというのは、自毛に負担が掛かってしまうということです。

たとえ数本とはいえ人工毛を結び付けられた自毛には、それだけ余分な負担が掛かります。

その為、本来ならは自然な毛髪サイクルで寿命を終えるはずの髪の毛も、人口毛を結び付けられた負担によって自然なサイクルを終えることなく抜け落ちてしまうのです。

髪の毛に自然なボリュームを再現できる増毛法ですが、結果として自らの髪の毛に負担を与え、自毛の脱毛を促してしまう結果となってしまうのですね。

また、結毛式増毛法で結び付けられた人工毛は、自毛が抜け落ちるのと一緒に落ちてしまいます。

当然その部分の髪の毛の密度は薄くなってしまうので、増毛法では定期メンテナンスとして髪の毛が薄くなってしまった部分付近の自毛に新たな人工毛を結び付けていきます。

これを繰り返して行くとどうなるのかはみなさんもうおわかりですね。

まず増毛法には結毛式増毛法以外の施術方式として、特殊な糸を用いて基礎となる土台を形成したあとに自毛に人工毛を結び付けていく編み込み式増毛法と、あらかじめ人工毛を植え付けた極薄のシートを頭皮へ直接貼り付けていく接着式増毛法の2種類があります。

編み込み式増毛のリスクとしては、頭皮の炎症・かぶれ・頭皮のニキビなどが発生する場合が考えられます。

そもそも編み込み式増毛法は、仕上がりも自然で強度も高く、通気性もよいことから日常生活上のメリットが大きい増毛法なのですが、編み込み部分の洗髪が難しく、きちんと洗えていないことによる頭皮トラブルの発生のリスクがあるのです。

次に接着式増毛法のリスクですが、この増毛法は編み込み式以上に頭皮の炎症・かぶれ・頭皮ニキビのリスクが高い増毛法だといえます。

接着式増毛法は、他の増毛法と違い自毛の生えていない部分にも増毛が出来るという大きなメリットがあるのですが、頭皮へ直接シートを張り付ける必要がある為にどうしてもそのシートを張り付けた部分が頭皮トラブルを起こしてしまう場合があるのです。

とくに肌質の弱い方は、シート部分がかぶれてしまったり炎症をおこしやすいので注意してください。

また接着式増毛法のデメリットとしては、夏場などはとくにシートと頭皮部分の間に蒸れが生じやすく雑菌などが繁殖しやすい頭皮環境となってしまいがちな傾向があります。

この夏場の蒸れや雑菌の繁殖しやすい頭皮環境になりやすいという点はかつらを利用している場合にもいえることです。

実際に増毛法を利用している方の口コミを調査した結果、仕上がりにはとても満足しているという口コミは多くみられました。

しかしその反面、やはり増毛法はメンテナンスが大変だということが口コミから分かりました。

結毛式増毛法を利用してる方で多くみられた口コミは、「せっかく増毛しても髪の毛が抜けてしまうので増毛し続けなければならないので費用的にも大変」といった意見が多く見られました。

また、接着式増毛法の場合は、個人の肌質によっても合う合わないが大きいらしく、仕上がりには満足しているが、肌に合わないようなのでしかたなく継続を断念したといった口コミもみられました。

プロペシアに配合されている主成分であるフィナステリドは、AGAの原因である酵素「5αリダクターゼ」の活動を妨害し抜け毛の進行を防ぐ効果が期待できます。

その効果は前頭部・頭頂部の薄毛に有効です。

ザガーロの主成分デュタステリドも「5αリダクターゼ」の活動を妨害する働きがあります。

ザガーロは前頭部・頭頂部のみだけでなく、側頭部や後頭部の薄毛を引き起こす5αリダクターゼには1型に対しても有効な薬です。

以上の2つが厚生労働省に認可されている発毛が期待できる飲み薬です。

プロペシアやザガーロは、健康への影響を考慮して女性や未成年の服用は禁止されています。

とくに妊娠中の女性の場合は、お腹の中の赤ちゃんにとって危険性があるので注意が必要ですよ。

プロペシアは錠剤がコーティングされていますが、ザガーロはコーティングされていないので女性の場合触れてしまってもいけません。

皮膚から薬の成分が吸収されて健康への悪影響が考えられます。

・加齢による薄毛
女性の髪の毛の密度は20歳ごろがピークだといわれています。

その後30後半から髪の毛に「うねり」などが目立つようになり40代以降は徐々にハリやコシもなくなりボリュームのないペシャンとした髪の毛になってしまいます。

しかしこれは加齢による老化現象ともいえるので肉体的には自然なことであり病気というわけではありません。

・びまん性脱毛症
40代以降の女性に多くみられる薄毛の症状であり、頭部全体が均等に薄くなっていくのが特徴です。

原因としては、老化・ストレス・無理なダイエットなどが考えられます。

・分娩後脱毛症
妊娠中におなかの中の赤ちゃんに栄養を取られることによるホルモンバランスの崩れから、出産後に髪の毛が薄くなってしまう症状です。

・ひこう性脱毛症
不規則な生活や肌に合わないシャンプーの使用などによってフケが増加し毛穴を塞いでしまうことよって頭皮が炎症をおこし脱毛してしまう症状です。

この場合、フケを気にするあまり、1日に何度も洗髪する、ゴシゴシと力をいれて頭皮を傷つけるなどといったことによっても引き起こされる症状です。

・けん引性脱毛症
髪の毛の長い女性に多くみられる脱毛症状です。

ポニーテールやアップヘアのように常に髪の毛に強い力が加えられることにより、頭皮に負担がかかり薄毛へとつながってしまう症状ですね。

・FAGA（女性男性型脱毛症）

最後がこのFAGAです。

薄毛でお悩みの女性の約半数がこのFAGA（女性男性型脱毛症）による脱毛症状であるとさえいわれています。

原因として考えられることは、加齢や更年期などに女性ホルモン（エストロゲン）が減少することによってホルモンのバランスが崩れることだといわれています。

・増毛エクステのメリットとは

一度付けてしまえば簡単には取れないので、激しい運動や入浴、もちろんシャンプーだって問題なし。

意識することなく日常生活が送れますよ。

また、ウィッグのように特別なケアも必要ありません。

費用的にもウィッグに比べると割安なのも人気の秘密ですね。

サロンによって費用も異なりますが、平均すると1本約50円、100本の増毛エクステをすると5000円くらいの計算になります。

増毛エクステのデメリット

・定期的なメンテナンスとメンテナンス費用がかかる

・薄毛の根本的な治療法ではない

・結び付けられた自毛には負担が掛かる（薄毛を誘発する恐れがある）

・パーマ、カラーリングが上手くいかない場合がある（人工毛の部分が上手に染まらなかったり、パーマが掛からなかったりする場合がある）

以上が増毛エクステの主なメリット・デメリットです。

実はピルを飲んだからといって薄毛になるわけではありません。

それどころかピルには女性ホルモンのエストロゲンの成長を促す作用があるので、髪の毛にとっても好影響であり、むしろ脱毛は起こりにくくなります。

育毛剤に配合されている主な成分は、血行促進効果が期待できるセンブリエキスやニンジンエキス、皮の炎症を予防・改善する効果が期待できるグリチルリチン酸、頭皮の余分な皮脂を取り除くホホバ油やビタミンB6などになります。

基本的には頭皮の環境を整え良好な頭皮環境へ導いてくれる製品ですが、肌に合わない場合には、頭皮のかゆみや赤み、かぶれ、フケの増加などといった症状が現れるときもありますので、そのような場合には速やかに使用を中止してください。

日常生活でおこなえる薄毛対策とは

・規則的な生活を心がける

不規則な生活は頭皮の環境を悪化させてしまいます。

とくに睡眠時間が不規則な方は注意が必要ですよ。

私たちの髪の毛がもっとも成長するのはよる22時から2時の間だといわれています。

この時間帯に良質な睡眠をとることが薄毛対策には大変有効です。

・食生活を見直す

食生活を見直しバランスの良い食事を心がけましょう。

髪の毛の成長に大切な栄養素はタンパク質、ビタミン、ミネラルです。

これらを多く含む食材を積極的に摂取するようにしましょう。

また、男性に多いのですが動物性たんぱく質のとり過ぎには注意しましょう。

お肉を食べ過ぎは、皮脂の過剰分泌を促し頭皮の環境を悪化させてしまいます。

過剰な皮脂は抜け毛薄毛の原因となりますので気をつけてください。

・適度に運動をする

抜け毛薄毛の原因の一つに血行不良が考えられます。

生活の中に運度を取り入れることによって血行が改善され、薄毛予防効果が期待できますしストレスの発散にもなります。

・自分にあったシャンプーを選ぶ

シャンプーは個人の肌質によって合う合わないがよく出る製品です。

使用していてフケやかゆみといった症状がみられる場合はすぐに使用を中止しましょう。

敏感肌の方には、髪や頭皮に優しいといわれているアミノ酸系のシャンプーを試してみるのもおすすめですよ。

・正しい洗髪方法で頭皮を綺麗に！

間違った洗髪方法はかえって抜け毛・薄毛の原因となってしまいます。

正しい方法できちんと洗髪することが薄毛対策には有効ですよ。

以上が日常生活でおこなえる有効な薄毛予防方法になります。