まずは誰もが知っているいるカツラです。

カツラを知らない方はいらっしゃらないと思いますが、最近のカツラは一昔前のイメージとは大違い。

とっても自然な仕上がりで現在でも効果的な薄毛対策法のひとつです。

その他の薄毛治療法には、自毛を頭皮を移植する自毛植毛、新たな毛髪の再生を目指す発毛外来治療、個人でできることとしては育毛剤の利用や生活習慣の改善なども広い意味で薄毛治療法と言えますね。

さいきんでは各メーカーともに一人ひとりの薄毛の状態や個々のお悩みに対応できるように、オリジナルの技術による特色のある増毛法がたくさん揃っています。

生え際の自然さにとことんこだわった増毛法、短時間で数千本の増毛が可能な増毛法、頭皮と一体化してどんなに近くで見られても気づかれない増毛法などなど本当にバリエーションが豊富ですよ。

・増毛するペースは自由自在

自毛植毛は一度に髪の毛を移植できる本数には限りがあります。

そのため理想のヘアスタイルが完成するまでには数カ月から年単位の期間がかかってしまいます。

また、新たな毛髪の再生を目指す発毛外来治療も確実に毛が生えるとはいえませんし、効果が現れるには約半年は必要だといわれてます。

その点増毛法ならば、髪の毛を増やすペースは個人の希望に合わせて自由自在です。

数時間で一気に増やすことも可能ですし、周りの人に気づかれないように時間をかけて徐々に髪の毛を増やしていくことだってできますよ。

増毛するタイミングを選ばないのは増毛法の特長の1つです。

・意識することなく日常生活が送れる

薄毛対策として有効なカツラですがはやり耐久力や衝撃への弱さには不安があります。

その点増毛法の場合は万が一の場合でも衝撃への耐性があるので安心ですよ。

商品によっては激しい運動だって大丈夫！もちろん毎日の入浴やシャンプーだって平気です。

普段は特別なメンテナンスは必要としないので増毛法をしていることを意識することなく日常生活を送れるという点も大きなメリットですね。

・自信を取り戻せる

自然でボリュームのある髪の毛は他人へ若々しく健康的な印象を与えますし、なによりも自分自身の自信へとつながります。

他人の視線を気にすることなく余計なストレスを感じずに済むのも増毛法による効果といえますね。

現在日本国内で受けることができる増毛法には大きく分けて結毛式増毛法、編み込み式増毛法、接着式増毛法の3種類があります。

■結毛式増毛法のメリット

・生え際や頭頂部周辺など気になる部分だけピンポイントで増毛することができる。

・頭皮への負担が少ないく蒸れやかぶれの心配もなし。増毛法の中でもとくに肌トラブルの心配はいらない。

・髪の毛を短期間で増やすことも徐々に時間をかけて増毛することも可能。

・広く普及しているタイプの増毛法なので商品の選択肢が多い。

・かつらと比較すると頑丈で日常生活では特別なメンテナンスは必要がない。運動や洗髪もOK！

■結毛式増毛法のデメリット

・月に1度程度のサロンでのメンテナンスが必要。

・人工毛を結び付けられた自毛に負担がか掛かってします。

・自毛が抜け落ちるのと一緒に結び付けられている人工毛も落ちてしまう。

・自毛がない部分には増毛することができない。

・薄毛の根本的な解決とはならない。

■編み込み式増毛法のメリット

・土台となる部分に人工毛を編み込んでいくだけなので頭皮への負担がない。

・高い安全性。衝撃にも強いためズレやゆがみの心配もいらない。

・土台となる部分を作ってから編み込んでいく方式なので、頭皮全体的に均一に増毛ができる。

・かつらと違い取り外す必要がない。洗髪もOK。

・通気性がよいので蒸れやかぶれの心配もない。

■編み込み式増毛法のデメリット

・月に1度程度サロンでの土台部分の調整などのメンテナンスが必要。結毛式のメンテナンスよりも時間が長い。

・結毛式と同様に自毛が少ない部分には土台を作ることができず増毛がおこなえない場合がある。

・洗髪にはコツが必要。慣れないうちは頭皮のかゆみやかぶれなどが現れることもある。

・薄毛の根本的な解決方法とはならない。

■接着式増毛法のメリット

・特殊なシートを頭皮へ張り付けるだけなので短時間で広範囲に大量の増毛が可能。

・結毛式、編み込み式増毛法と異なり自毛なまったくない部分にも増毛が可能。

・施術の際頭皮の痛みなどは無い。

■接着式増毛法のデメリット

・肌トラブルがおこりやすい。シートの接着には特殊な接着剤を使用する為肌に合わない場合はかぶれなどが起こりやすい。

・シートと頭皮の間が蒸れやすい。

・頭皮へピッタリと張り付ける必要があるため、場所によっては自毛を剃る必要がある。

・薄毛の根本的な解決とはならない。

まず、頭皮に全体的に残っている自毛が少ないタイプの人におすすめなのは接着式増毛法です。

自毛に人工毛を結び付ける必要もなく広範囲をカバーできる接着式はこのタイプの薄毛の方には最適な方法です。

次に現段階で薄毛の進行が進んでいる方には、編み込み式タイプの増毛法をおすすめします。

結毛式増毛法の場合は、自毛が抜け落ちるのと一緒にせっかく結び付けた人工毛も抜け落ちてしまいます。

現段階で薄毛の進行が進んでいる方は、自毛に多少なりとも負担がかかる結毛式よりも、自毛に負担が少ない編み込み式増毛法がおすすめです。

最後にある程度薄毛の進行が落ち着き、頭皮にある程度の自毛が残っているという方には、商品の選択肢も多い結毛式増毛法がおすすめです。

結毛式はなんといっても商品のバリエーションも多くさまざまなタイプの薄毛をカバーする方法として有効な手段です。

そのマープ増毛シリーズの主な特徴は以下のとおりです。

・個人の薄毛の状態に合わせた多彩なラインナップ　

・アートネイチャーが長年培ってきた独自の技術による自然な仕上がり

・短期間に大量の増毛や徐々に増やしていくことも可能。周囲の目を気にすることなく増毛ができる。

・シリーズを通しての耐久性の高さ。運動もOK！急な悪天候でも心配なし。

・MRP nature（マープナチュレ）

1本1本丁寧にふんわりと増やしていけるプランです。

極細の人工毛を使用しているため生え際の自然さを重要視する方におすすめの方法ですね。

自毛に対して最大6本まで人工毛を結び付けることができるので、のこりの毛髪が少なめの方でも髪にボリュームを出すこと可能です。

・MRP toren（マープトレン）

太くてハリのある人工毛を使用することが特徴のプランです。

この太くハリのある人工毛は分け目やつむじ周辺にボリュームを出したい方には最適です。

自然な分け目、つむじ周りが再現できます。

このタイプは4本まで結び付けることができます。

・MRP LIVE（マープライブ）

今までの人工毛の形状とはまったく異なるクローバー構造の形をした人工毛を用いたプランです。

この特殊な形状の人工毛は自毛とよくなじみ自然な毛髪の流れを生み出すことが可能です。

また、自毛の少なめの方でもふんわりとした自然なボリュームを再現できるのも特長です。

・MRP CROSS（マープクロス）

透明なライン状の素材に人工毛を結び付けていく編み込み式タイプの増毛法です。

残りの自毛が少なく結毛式増毛法ではボリュームを出すことが難しい方でも自然な髪のボリュームを再現することが可能です。

自毛が少ないかたや地肌の透けが気になる方におすすめの方法です。

結毛式、接着式タイプの増毛法に加えて、最近までスヴェンソンのみがおこなっていた編み込み式タイプの増毛プランもあるんです。

そんな豊富な増毛プランがあるアデランスで今とくに人気のある商品が、天然の毛髪に限りなく近い人工毛（バイタルヘア）使用する「バイタルエクス ネオ」ですね。

このバイタルヘアはアデランスが特許を取得しているオリジナル技術。

天然の毛髪にあるキューティクルをミクロのレベル再現しているので仕上がりの自然さが従来の製品に比べても格段にアップしています。

熱や風、水にも強くどんなハードなシーンでも心配はいりません。

髪の毛1本1本に結び付けていく結毛式タイプの増毛法なので、気になる箇所に欲しい量だけ、少しづつからでも増毛できますよ。

・増毛パウダーのメリット

安価な値段ですぐに試せる。

一瞬で効果が出る。

使い方が簡単。

簡単に洗い流せる。

・増毛パウダーのデメリット

水にとても弱い。

雨などにとても弱く、簡単に流れてしまいますので常に注意が必要です。

頭皮によくない。

細かい粒子状の粉末は毛穴を詰まらせる原因となりますので頭皮環境にとってはよくありません。

不自然さ。

最新の育毛法と比較するとどうしても不自然が目立ちます。

服につく。

基本的には使用後にはスプレーなどで固めてしまうのですが、どうしてもこぼれ落ちた粒子が服などに付着する恐れがあります。

とくに白い服、ワイシャツなどを着ている時には注意が必要です。

・結毛式増毛法の費用参考

バイタルエクス ネオ：1パッケージ（1,500本）129,600円～（税込）
ピンポイントフィックス：1パッケージ（1,500本）129,600円～（税込）
どちらの1本あたり86.4円（税込）です。

結毛式増毛法の場合、各メーカー共に増毛する本数によって費用を算出しています。

アデランスでは最新の増毛法であるバイタルエクスネオが上記のような値段設定になっていますので結毛式増毛法の費用の参考になるかと思います。

・編み込み式増毛法の費用参考

編み込み式増毛法はスヴェンソンオリジナルの増毛法といっても過言ではないので、スヴェンソンの費用を例として紹介しますね。

スヴェンソンは定期定額制の料金体系となっていて増毛を利用する期間によって数カ月～年単位での契約料金となっています。

今回参考にするのは中でも、もっとも安い料金でスヴェンソン式増毛法が利用できるマンスリー12という増毛プランです。

費用は、初期費用が50,000円、月額12,000円となっています。

※アデランスの編み込み式タイプの増毛法であるピンポイントチャージは6,000本で75,600円（税込）。

1本あたりの費用は12.6円（税込）です。

・接着式増毛法の費用参考

アデランスの接着式増毛法であるヘアスキンは、増毛する範囲によって費用が異なってくる為に公式に料金を公表していません。

そこで実際にヘアスキンを利用している方の口コミやネット上の情報などを調査した結果、ヘアスキンをおこなうのに必要な費用は50,000円～70,000円といったところのようです。

以上が各増毛法別の費用の参考価格です。

結毛式増毛法であれば、自毛と一緒に抜け落ちてしまった人工毛を新たに結び付ける作業や自毛とのバランスを整える為のカット。

編み込み式は土台部分の修復や自毛が伸びることによって盛り上がってしまった土台部分の調整。

接着式も定期的なシートの張り替えが必要です。

気になるメンテナンス費用は、個人の薄毛の状態や増毛する本数、範囲によって異なりますが。

結毛式増毛法のメンテナンス費用の相場としては、新たな人工毛の取り付けに必要な費用として1本50円くらいかかるのが平均的なようですね。

専門の美容師による自毛と人工毛のバランスを整えるカットは1回3,000円くらいが相場のようです。

スヴェンソンの編み込み式増毛法のメンテナンス費用は、編み込み式が1回12,000円、着脱式が1回4,000円となっています。

※回数券を利用することでそれぞれ1回10,000円（編み込み式）、3,200円（着脱式）と割安になります。

接着式のメンテナンスも自毛と人工毛もバランスカットの他にシートの張り替え費用がかかります。

（商品によって張り替える間隔、費用は大きく異なります）
※じっさいに必要となるメンテナンス費用は増毛プランや増毛する範囲、本数、個人の薄毛の状態によって異なります。

・増毛と植毛の違い

施術の際に頭皮への負担が大きい。

手術の時は局部麻酔を使用するが人によっては痛みを感じることもある。

術後に腫れや痛みが現れることもある。

1度に増毛できる範囲や本数には限りがある。

医療行為であるので医師による施術が必要である。

増毛と比べると費用は高額　※1本あたり植毛するのに必要な費用の相場は1,200円ほど（国内平均）

移植した自毛が定着した後はメンテナンスは不要。

この点が増毛法ともっとも異なる点となります。

自毛植毛の場合は移植した髪の毛が定着してしまえば、その後のメンテナンスやメンテナンス費用は一切必要ありません。

自毛植毛の最大の魅力がここにあります。

以上が増毛と植毛の主な違いとなります。

女性の薄毛の悩みでとくに多いのが、つむじ周辺や生え際、分け目といった部分的な薄毛の悩みのですね。

各サロンでは、そのような部分的な薄毛をカバーするためのウィッグをはじめ、エクステやヘアケアなど女性の薄毛のお悩みに幅広く対応してもらえます。

毛髪の成長期に髪の毛の根元にある毛乳頭がきちんと働くことにより、毛母細胞へとしっかりと栄養が届き、髪の毛の成長を促す、または止めるといった正しい指示が出るのです。

髪の毛を成長させる指示を受けた毛母細胞は細胞分裂して髪の毛の元となるケラチンへと変化します。

その後毛根より押し上げられることによって新たな髪の毛となるのが発毛の仕組みです。