薄毛対策なら増毛と育毛どっちがいいの？それぞれの違いを徹底比較
増毛と育毛ってどう違うの？薄毛対策にはどちらがおススメ？
色々な原因で抜け毛が増えて、髪にボリュームが無くなり地肌が見えてくるようになると、髪を復活させる良い改善策はないものかと悩んでしまいますよね。
以前は薄毛対策といえば育毛かかつらという選択肢しかありませんでしたが、技術の発達により今では発毛・育毛・増毛・植毛と選択肢がかなり増えています。
なんとなく漢字を見てみるとイメージはできるものの、それぞれどう違ってどういうメリット・デメリットがあるのかちょっと分かりづらいですよね。
それぞれの方法についての特徴やデメリットを知っておかなければ、状況の改善に思いのほか時間とお金がかかってこんなはずじゃなかった…という後悔に繋がってしまうケースもあります。
そこで今回は薄毛対策を模索している方に向けて、発毛・育毛・増毛・植毛の特徴の違いやどのくらいの費用を見ておけばよいのかなど詳しく解説していきたいと思います。
また既に治療を始めている人も治療効果をサポートするために、どのような食生活や生活習慣に気を付ければ良いのか、ヘアケア商品にはどのようなものがあるのかなど紹介もしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
増毛・発毛・育毛・植毛：増毛対策方法別の仕組みと特徴
薄毛が起きる原因は様々で、AGA・老化・病気・ケガ・生活環境・ストレス・ホルモンバランスの乱れ・頭皮環境の悪化など、人によって原因も状況も異なります。
薄毛対策に限らず状況を改善するには、まずは原因をよく知ってその原因をつぶしていくのが解決の近道ではあるのですが、薄毛対策に関しては、原因が複数影響している場合もあってなかなかすぐには改善が見込めず、簡単に解決に至らないのが難しいところです。
薄毛対策の解決策としては大きく分けると、頭皮環境の正常化を図って自毛を育てる発毛や育毛と、人工毛髪・天然毛髪を使って物理的に薄毛をカバーする増毛・植毛という方法があります。
各々似ているようではありますが、アプローチをする手段が全く異なりますので以下の章から一つずつ詳しくチェックしていきましょう。
発毛の仕組みとメリット・デメリット
発毛とはまさに毛を生やすことを目的として行われる治療のことです。
薄毛になる原因の一つには、AGAと呼ばれる男性型脱毛症があります。
AGAについては研究開発が日々行われており、原因物質のジヒドロテストステロン（DHT）が毛母細胞の増殖を抑えること、DHTはⅠ型Ⅱ型の5αリクターゼが生成に影響しているということが分かってきました。
これらの原因物質が毛髪の成長サイクルを狂わせ、健康な毛髪を成長させるのに必要な成長期を極端に短くすることで、しっかりと成長する前に毛が抜け落ちてしまうというのがAGAのメカニズムです。
そこでこれらの物質が生成されるのを抑える治療薬としてプロペシアやフィナステリドといった内服薬に加え、ミノキシジルといった外用薬も開発されてきました。
こういった医薬品を使って原因物質の生成や働きを抑制することで、乱れた毛髪サイクルを整え健康な毛髪がしっかりと成長するようになり、薄毛が改善されていくことが期待できます。
AGAが原因の薄毛の場合は、育毛サロンなどに通ったり日頃のヘアケアを見直したりしても薄毛が改善しないケースが多いようですから、そういった場合は皮膚科やAGA治療専門クリニックなどでの治療を検討してみてください。
医療機関によってはAGA治療を行うためにまずAGA遺伝子検査を行い、薄毛の原因はAGAなのか、治療薬に対する感受性はあるかといった検査を行うところもあります。
AGAの特徴としては地肌から全く髪が生えないのではなく、弱々しく短いうぶ毛のような毛髪が生えていることが特徴ですので、薄くなっている部分の地肌をよく観察してみると良いかもしれません。
特にAGAが原因の薄毛は進行性が強く、進行してしまったAGAは治療がとても難しく進行を遅らせるしか方法がなくなってしまう可能性もあります。
早期治療が早期解決に繋がりますので、できるだけ早く行動を開始した方が良いでしょう。
発毛のメリットとしてはなんといっても本物の毛髪が生えてくることです。
人工毛などと違って薄毛を治療として行い、抜け毛や脱毛を根本的に解決できるのは薄毛に悩む人にとっては一番の理想形とも言えるのではないでしょうか。
一方で物理的に見た目をカバーできるわけではないので、治療には長期間かかってしまうことや確実に治療薬が効果を発揮するとは限らないことが挙げられます。
薄毛の程度や原因は人それぞれ異なりますから、治療の仕方や治療効果の出方には違いがありますし、治療薬を服用すれば必ず治るとも言えないのです。
AGAは病院で治療が行われることが多いものの、今のところは健康保険の対象外となっているので治療費も安くはありません。
それが長期かかる上に効果は確約できないとなるとちょっと迷ってしまいますよね。
とはいっても根本的な解決を図る上では一番の方法であることに変わりはないので、そういった治療を希望している人はAGA治療クリニックの無料カウンセリングなどを活用して、まずは専門医に相談をしてみましょう。
育毛の仕組みとメリット・デメリット
育毛は字を見ると分かるように、今生えている毛を育てることを目的として行われます。
頭皮環境は髪の成長に大きく影響します。
頭皮が乾燥していればフケやかゆみが起き、ひっかいてしまうことで頭皮に傷がつき、健康な髪が育たなくなる場合があります。
逆に頭皮の皮脂分泌が過剰であれば、毛穴に汚れが詰まりそれが炎症となって毛根が正常に機能しなくなることがあります。
皮脂分泌が過剰な場合はニオイの原因にもなるため、とにかく汚れを洗い流そうと必要以上に強い洗浄力のシャンプーを使ってごしごしと洗髪するなど、誤ったヘアケアをすると余計にひどくなってしまうこともあります。
また生活習慣や食生活の乱れによっても頭皮は大きく影響を受けます。
頭皮環境を悪化させる原因を避け、頭皮の洗浄やマッサージなどを行って正常な状態に近づけるのを助けるのが育毛です。
頭皮マッサージをして頭皮の血行を促進したり、育毛剤を色々なマシンで頭皮に浸透させたりする技術も進化していて、専門に取り扱う育毛サロンも増えていますが、治療というよりかはエステサロンのような感覚に近く、頭皮環境以外にも原因がある場合はなかなか効果を実感するのは難しいようです。
育毛のメリットとしては比較的気軽に始められることや、他の薄毛対策と併用して行えること、自分でも正しいヘアケアを知り、心がけることで頭皮環境を整えることが出来るという点です。
一方デメリットは効果が実感できるとは限らないこと、AGAが原因の薄毛の場合は進行を放置してしまう結果になることなどが挙げられます。
また育毛剤などはそれほど高価ではなくても、色々と試しているうちに気付けばかなりの金額を散財していたという場合もあるので注意が必要です。
増毛の仕組みとメリット・デメリット
増毛というのは人工毛や天然毛を使用して物理的に髪を増やす方法で、主に見た目をカバーすることが目的の薄毛対策です。
増毛の方法も以前はかつら一択でしたが、現在では自毛一本一本に人工毛を結び付けるものや、ライン状・ネット状の増毛アイテムを固定するものなどが増えてきています。
結び付け方も単純に髪の毛に結びつけるものから、ジョイントさせるものに進化してきていますし、固定するタイプも編込み式や接着テープ、金具固定など選択肢がたくさんあります。
今ある髪を生かして増毛を行っていく場合は、髪の状態などをチェックしながら髪に負担がない方法を選択しなければ、薄毛を悪化させる可能性もありますので注意が必要です。
接着テープや接着剤を使って増毛アイテムを固定させる場合には、地肌に毛髪が生えていると粘着力が落ちてしまうので装着部分の毛を剃らなければならないこともあります。
こういった方法はかつらの問題点だった日常生活の中で外れてしまったり、ズレてしまったりする危険性を改善させるために開発されましたが、取り外しができないので異物が長時間肌と密着する状況になり、頭皮にとって負担になってしまう可能性もあります。
もちろん様々な企業では肌に負担がないよう特殊なフィルムやシートなど素材も研究開発され、そういった問題点も改善されてきてはいるようです。
薄毛があまり深刻化しておらず多少の調整で充分な場合は、増毛パウダーや増毛スプレーなどもよく活用されています。
増毛のメリットとしては、施術をすればその時点で薄毛が改善され見た目もガラッと変わるので、一時的ではありますが即時性の高い方法です。
一方デメリットは、増毛アイテムの費用が割高であること、根本的な解決には至らずあくまでも一時的な対処法なので、定期的なメンテナンス・買い替えが必要になることなどがあります。
またどうしても頭皮や髪への負荷をゼロにすることは不可能なので、大なり小なり自毛に悪影響が出てしまう可能性があるという点です。
植毛の仕組みとメリット・デメリット
植毛は増毛とは違い、医療機関での外科的手術によって自分の毛もしくは人工毛を直接地肌に植え込む方法です。
植毛も人工毛を一本一本頭皮に埋め込んでいく方法と、後頭部や側頭部の比較的毛量がある部分を皮膚ごと切り取って、脱毛部位に移植する方法があります。
最近主流になりつつある自毛植毛の場合は、移植した皮膚が定着さえしてしまえばまた自然に髪の毛が生え変わるようになり、増毛のように定期的なメンテナンスも不要なのが利点です。
もちろん生えてくる毛は地毛なので、髪質や髪色の違いもなく仕上がりに違和感が残ることもないといったメリットがある一方で、外科的手術になるので麻酔の使用や感染症などのリスク、精神的負担が他の方法と比べると大きいこと、当然保険の適用外なので医療費が100万円を超えるほど高額になってしまうケースもあるという点です。
人工毛を埋め込む方法での植毛の場合は、ポリエステルやナイロンといった合成繊維から出来ていることが多く、異物を頭皮に埋め込むため体が拒絶反応を示すリスクが自毛植毛と比べると高くなってしまいます。
増毛サロンと育毛サロン：コスト面ではどう違う？
育毛サロン使用時の費用目安は？
育毛サロンと言えば大手ではアデランスやアートネイチャー、リーブ21などが有名ですよね。
各社育毛に向けて様々なコースを展開しているのですが、初回体験費用などの記載はあるものの正式に契約をして通う場合の値段が記載されているところは少なく、なんだか不透明な感じがします。
そんな中アデランスはお試し費用だけではなく、コース別の費用もしっかり明記してありますので安心ですね。
アデランスの発毛・育毛のコースはヘアリプロというコースで、頭皮環境による髪の成長サイクルの乱れを元に戻して発毛を促すヘアケアを受けられます。
ヘアリプロにはベーシックコースとアドバンスコースの2種類のコースがあります。
ベーシックコースではクレンジングマッサージやヘアリプロZ・GFエッセンススカルプGの塗布とリラクゼーションマッサージなどを含む12のサービスを約70分間かけて受けることができ、アドバンスコースはベーシックコースにプラスしてIcウォーター塗布&ニーディング・リフト/リペアベース塗布&ニーディング・モルビドスチーム&クールダウン・プレーンリンス&アフターベースの4つが追加されて、約83分のサービスが受けられます。
どちらのコースも初回限定でお試し体験が用意されています。
お試し体験価格と正規価格を同時に見ていきましょう。
ベーシックコースはお試し価格12,960円で、正規価格は6～24回で142,560円～466,560円、1回あたりの費用は19,440円～23,760円です。
アドバンスコースはお試し価格15,120円で、正規価格は6～24回で162,000円～518,400円、1回あたりの費用は21,600円～27,000円となっています。
サロンで受ける施術に加えて家でも自分でヘアケアができるようホームケアの美容機器やヘアケア商品なども販売されているようです。
増毛サロン使用時の費用目安は？
増毛コースを利用した場合の費用についても、育毛サロンと同じアデランスを一例として見てみましょう。
アデランスの増毛で一番力を入れているのはバイタルエクスネオという増毛方法です。
バイタルEX NEOとは、アデランスが独自で開発した人工毛のバイタルヘアを自毛に結び付けたり、人工毛が植え付けられた増毛アイテムを自毛にジョイントさせたりする増毛法で、薄毛の状況や増やしたい毛量に応じて選択することができます。
バイタルヘアはアデランスが長年の経験と技術開発によって作られた人工毛で、水に濡れた時の質感やコシ感が再現、ドライヤーでのスタイリング、毛髪のキューティクルを限りなく天然毛質に近づけるなどこだわって作られているので、日常生活の中でも自毛と人工毛の見分けがつきにくくナチュラルな仕上がりが期待できます。
増毛で心配の一つでもある周囲の人にバレないか？といった不安も無用です。
見た目や水に濡れた時の違和感を改善するためサロンによっては人毛を使って増毛するところもあるのですが、天然毛質は強度的にいうとあまり強くはありません。
アデランスのバイタルヘアは人工毛と天然毛のいい所取りをした商品と利用者の中でも高い評価を得ています。
価格は1パッケージ1500本で129,600円～となっています。
ただ増毛の場合に気を付けなければならないのは、最初装着をした後自毛が伸びてくればそれに合わせてメンテナンスをしなければならないという点と、結び付けている自毛が抜け落ちてしまえば人工毛も一緒に抜けてしまうという点です。
一度やってしまえば終わりではなく、メンテナンスにかかる費用は増毛を続ける限りかかりますので、費用面で検討する時は後々のメンテナンス費用についても留意しておきましょう。
増毛・育毛どちらがベストな薄毛対策？
増毛も育毛もそれぞれにメリットとデメリットがあります。
増毛はすぐに薄毛の見た目をカバーできる反面、根本的な解決には至らないため定期的なメンテナンスが必要です。
一方育毛は根本的な解決に向けて治療を行いますが、必ずしも効果が現れるとは言い切れずまた治療には長い期間が必要なので、その間の見た目をカバーする方法を他で探さなければなりません。
育毛しつつ見た目もカバーするために増毛をするのが理想的なのかもしれませんが、そうなるとかなりの金額を費やさなければならず経済的な負担が大きくなってしまいます。
どちらかを選ばなければならない状況では、薄毛を改善したいかとりあえず状況は変わらなくとも見た目をどうにかしたいのかがポイントになるでしょう。
また現在の頭皮・頭髪の状況にもよるかもしれません。
まだ初期段階の薄毛であれば育毛でも充分に改善する余地がありますが、比較的進行している状態であれば育毛だと長期間かかりますし改善する可能性も低くなってしまいがちです。
個々の価値観で決めるのが一番ですが、まずは自分の頭皮状態をよく知ることも判断基準の一つになると思います。
育毛サロンやAGA治療専門クリニックなどでは、プロのカウンセラーによる頭皮チェックなどが無料体験できるところがありますので、検討する前に一度来店してみるのもいいかもしれません。
自宅でできる増毛・育毛はサロンに行くより低コスト？
髪に結びつけるタイプの増毛方法では、専門のスタイリストや技術者による施術を受けなければなりませんが、最近では自分で貼り付けるだけで増毛ができるアイテムも販売されています。
アートネイチャーなどでも接着式のレクアという増毛方法がありますが、特に有名なのはプロピアという企業のヘアコンタクトという商品です。
ヘアコンタクトは人工毛が植え付けられている0.03mmの特殊フィルムを頭皮に直接貼り付ける方法で、装着部位に合わせてハサミでカット調整したり鏡を見ながら自分で貼り付けたりできるので手軽に増毛ができます。
特殊フィルムは頭皮から分泌される汗や皮脂を吸収して透過するので、これまでは難しかった生え際や短髪でも他の人にバレにくい仕上がりが実現できるようになっています。
入手方法もオンラインショップや楽天市場、Amazonなどでも購入ができるため、わざわざサロンに来店しなくてもいいのも良いですね。
ただヘアコンタクトは一度地肌に貼り付けてしまうと貼り直しができず、使用期間そのものも、平均で5日～14日間程度なので消耗品として取り扱わなければなりません。
価格も45mm×40mmのサイズで4,104円と一回分ならそこまで高くはないのですが、使い捨てで1～2週間おきに貼り換えると考えても長期間使用すればするほどコストは高くなってしまいます。
結婚式や成人式など特別なイベントの時だけに使用するのはおすすめですが、常用で長期間使い続けるのはよく検討した上でやった方がいいかもしれません。
育毛についても育毛剤や育毛シャンプーなどを購入してヘアケアを心がける程度であれば数千円で済むので気軽に始められますが、アデランスやバイオテックなどのホームケア美容機器などを購入するとなると一つで何万円もかかってしまうものもあります。
例えばアデランスの薬用スカルプシャンプーは税込で3,888円、薬用育毛剤スカルプグロウFは税込9,720円ですが、振動を使って頭皮クレンジングをするマシンは税込67,392円、高水圧で毛穴の汚れを洗い流すマシンは税込59,400円、エッセンスを微弱電流で効率的に浸透させる機器は税込145,800円とそれなりに高額になってきます。
実際育毛サロンに通って1～2年で同じくらいの金額を払うなら、来店しなくても家で都合が良い時にいつでもできるホームケアセットを購入する方が安いのかもしれませんが、なかなかすぐに出せる金額ではないので迷ってしまいますよね。
ただ薄毛を本気で改善したい人にとって家でできる育毛ケアは、コスパは決して悪くないと思います。
一度に全部購入しなくても様子を見ながら、少しずつ美容機器を増やしていくのもいいかもしれませんね。
増毛・育毛をサポートするのに味方になる食品って何がある？
髪に良い食べ物と聞くと、まず海藻を思い浮かべる人も多いと思います。
しかしコンブやワカメはたくさん食べたところで、育毛や発毛に至るほどの影響力は持っていないようです。
そもそも食べ物だけで育毛や発毛を促せるほどの影響力を持つことはなく、健康な髪を育てたり今ある髪を強くするのが食べ物から摂取する栄養成分の主な役割となります。
まず健康な髪が作られるためには、毛根部分の血管に栄養がうまく運ばれる環境を作らなければなりません。
血液がどろどろしていたり、血管が細くなっていたりするとうまく栄養が運ばれず健康な髪の毛が作られなくなってしまいます。
血液をサラサラにすることは最初に取り組むべきポイントと言えるでしょう。
血液をサラサラにする食べ物はタマネギやニンニク、ニラなどのネギ科の食べ物が良いとされています。
海藻に含まれている亜鉛やミネラル、大豆などに含まれているたんぱく質やレバー・卵などに含まれるビタミンA、青魚や豚肉などに含まれるビタミンB群は髪が作られる時に必要な栄養素です。
海藻類や魚介類に豊富に含まれている亜鉛は抜け毛の原因になることもある男性ホルモンを抑える役目があるので、積極的に摂取を心がけると良いでしょう。
カツオのたたきの下にスライス玉ねぎを敷いた料理はおいしく、必要な栄養素が豊富に含まれているのでおすすめですよ。
逆に動物性の脂肪や不純物が多いスナック菓子・ジャンクフードなどは多く摂取すると、頭皮の毛穴から不純物が分泌され毛穴が詰まりやすくなってしまいますので、できるだけ控えた方が良いでしょう。
また食べ物は髪に良いからとそればかり摂取しても、吸収するために必要な栄養素を一緒に取らなければあまり意味がありません。
どれかを過剰に取りすぎるのではなく、全体的にバランスの良い食事を心がけることが健康な体づくりになりますし、育毛・増毛をうまくサポートできる近道になるのです。
増毛・育毛をサポートする髪に良いおすすめのシャンプーは？
育毛シャンプーというと、アンファーのスカルプDシャンプーが少し前に流行りましたよね。
スカルプDはヘアメディカルグループのドクターと共同研究の上で、もともとはクリニック専売シャンプーとして開発されました。
その後一般販売が開始されたのですが、現在も根強い人気と高い評価を得ているシャンプーです。
このシャンプーは乾燥肌用・脂性肌用・超脂性肌用の3種類があり、価格はタイプに関わらず350mlで3,900円となっています。
アンファーの公式サイトでの購入もできますし、通販サイトやドラッグストアなどでも購入が可能です。
また最近人気が出てきているのが、チャップアップシャンプーという商品です。
このシャンプーは美容師と毛髪診断士が共同開発をした商品で、オーガニックでありながらアミノ酸の洗浄力でしっかり毛穴の汚れを洗い流してくれます。
価格は300mlで通常価格は4,180円で入手方法は公式サイトで購入が可能です。
公式サイトの場合は、定期購入にするとかなりオトクに購入ができるようです。
またシャンプーと育毛ローションを同時に定期購入すると、セット価格+定期価格でさらにオトクに設定されています。
大きな量販店やドラッグストアでも購入できるかもしれませんが、定期購入やセット購入など公式サイトが一番お得になるようですよ。
シャンプーはあくまでもサポートするものであって、シャンプーを変えるだけでは育毛は不十分です。
育毛をサポートするシャンプーと育毛剤を同時に使用するのが効果的な方法として、育毛業界各社でも推奨されています。
シャンプーを見直すついでに育毛剤も試してみると良いかもしれませんね。
女性も薄毛に悩んでいる！髪の悩み改善方法
近年では男性だけではなく女性でも薄毛の症状で悩んでいる人が急増しています。
女性の場合は男性のように部分的な脱毛でハゲてしまうというより、頭全体の抜け毛が増え全体的なボリュームがなくなってくる「びまん性脱毛症」と呼ばれる症状が多いのが特徴です。
これはエストロゲンという女性ホルモンの分泌が減ってしまうことが原因で起こります。
また生活習慣や食生活の乱れ、過度なダイエットなどが影響して抜け毛が起きてしまうことがあります。
女性の場合は月経・妊娠・出産・閉経・更年期と、女性ホルモンのバランスが崩れるタイミングが人生の中で複数回あります。
そういったタイミング以外でもストレスなどによってホルモンバランスが崩れてしまうと、一時的な薄毛や円形脱毛を引き起こしてしまうこともあるのです。
女性ホルモンの減少は頭髪以外にも体中色々なところに不調をきたしますから、抜け毛が増えてきたな、髪のボリュームが減ってきたなと思った時は、出来るだけ早く生活環境や食生活を見直してみましょう。
女性が増毛・育毛で気を付けたいポイントは？
まず女性の薄毛改善をするには、ホルモンバランスを整える必要があります。
仕事や家事、子育てに追われて忙しい毎日を送っているとどうしても体をゆっくり休める時間が少なくなってしまい、体が回復できないままになっている可能性があります。
体をしっかりと回復させるためにも、規則正しい生活を心がけましょう。
仕事がデスクワークであれば運動不足によってホルモンバランスに異常が起きている可能性もあります。
適度な運動時間を作ることも大事なポイントです。
食生活でも栄養バランスに配慮して、食事制限によるダイエットはなるべく控えましょう。
徐々に健康な体に戻していけば、ホルモンバランスもおのずと整ってくるはずです。
しかし体の変化によるホルモンバランスは自分で改善できないこともありますので、出産や閉経、更年期など症状が重く出ているようであればまずは産婦人科に相談をしてみてください。
また女性の場合は清潔にしようとシャンプーをしすぎてしまい、頭皮に傷がついてしまったり乾燥してしまっていたりするケースも多くあります。
間違ったヘアケアによって傷ついた頭皮は炎症を起こしやすく、健康な髪の毛が育つのを阻害してしまいます。
使用するシャンプーやトリートメントは頭皮に負担が少ないものを選びましょう。
女性にとって髪はとても大切なものです。
睡眠・食事・運動の質を上げながら、どうしても薄毛が気になってしまう場合は、女性用の増毛サービスなども多く取り扱われていますので、サロンに相談に行ってみるのもいいかもしれません。
薄毛対策：増毛と育毛の特徴やコスト面の違いからベストな選択を！
薄毛対策は研究開発が日々進んでおり、今や様々な方法や手段があります。
とにかく一時的にでも見た目を早く何とかしたい！と希望する場合は増毛がおすすめですが、定期的なメンテナンスが必要なことを忘れないようにしてください。
根本的に薄毛を治療したい！と希望している人は育毛・発毛クリニックなどがおススメです。
しかし医薬品を使えば必ず治るというものではありませんし、治療効果が実感できるようになるのも短期間では難しいかもしれません。
ベストな薄毛対策を検討する時には、メリットだけではなくデメリットについても知識を深め、コスト面でも初期費用だけではなく後々のメンテナンス費用も考慮に入れておきましょう。
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