自毛植毛手術を受けたその日に家に帰れる？入院は必要？日帰り？
自毛植毛手術って日帰りでできるの？
最近は数ある薄毛治療方の中から自毛植毛手術を選択する男性が増えていることをご存じでしょうか？
以前は少し敷居の高い治療法であった自毛植毛手術ですが、それだけ一般に認知されるようになってきたということなのでしょうか。
しかしまだまだ、植毛手術についての正しい知識が知れ渡っているとはいえません。
たとえば自毛植毛手術には入院が必要だと思っている人もたくさんいます。
しかし実際には自毛植毛を日帰りできるクリニックは年々増えているんですよ。
今回この記事では、自毛植毛手術の流れや術後に気をつけなければならない点、職場への復帰はいつごろできるかなどについて詳しく紹介していきますので、植毛手術に興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。
自毛植毛は移植手術？手術なのに日帰りでできる薄毛治療法って本当？
そもそも自毛植毛手術とは、どのような方法によって髪の毛を増やすのかご存知ですか？
自毛植毛手術の仕組みは以下のとおりです順を追って解説しますね。
・自毛植毛手術の仕組み
1、手術の前には手首などから鎮静剤の投与をおこないます。
また手術する範囲には局所麻酔をおこなうので手術中に痛みを感じることはありませんよ。
2、特殊な器具などを用いてご自身の後頭部や側頭部から健康な毛髪を毛包（この単位をグラフト・株といいます）ごと採取します。
3、採取したグラフトに付着した髪の毛を手作業で選り分ける
毛髪の太さなどによって分けていきます。これは髪の毛は太さや状態によって、生え際やつむじ周りなど適した移植場所があるからです。
4、特殊な器具を使用して採取した毛髪を頭皮へ直接移植していきます。
以上が自毛植毛手術の仕組みの簡単な説明です。
そしてこのすべての工程は1日で可能となっており、手術が終了した後にはそのままご自宅へと日帰りすることが可能なのです。
なぜ植毛手術は入院なしで日帰り手術が可能になったのか？
自毛植毛手術は外科手術の1種でありれっきとした医療行為です。
それではなぜ自毛植毛手術は入院の必要がないのでしょうか？
その理由はいくつあるのですが主だった理由をあげると以下のとおりとなります。
・植毛手術が日帰りで済む理由
1、医師の技術レベルの向上。
専門の医師が数多くの臨床実績を積むことによって日々植毛手術の経験を積んでいるので、より短時間での施術が可能となっている。
2、グラフトを採取するときに使用する専用の器具（パンチグラフト）などの進化。
植毛手術に使用する専門器具などの進化も植毛手術が日帰り可能となった理由の一つですね。
3、医師や複数の熟練スタッフの連携によって手術がおこなわれている。
自毛植毛手術は複数のスタッフが協力しておこなうことで短時間で施術を完了させることができます。
以上が現在植毛手術が日帰りでおこなえる主な理由です。
最近では入院施設自体がないクリックもけっして珍しくはありません。
自毛植毛手術は日帰りでおこなうというのが植毛の世界では常識となっているのですね。
自毛植毛は何時間くらいで終わるの？
それでは自毛植毛手術はいったい何時間くらいでおこなうことができるのでしょうか？
必要な時間に関しては、個人の薄毛の状態や植毛する本数、手術の方法、どのクリニックによって手術を受けるかなどによっても変わってきますが平均的な目安としては、1,500株（髪の毛3000本ほど）植毛するとして3時間から6時間くらいといったところでしょうか。
同じ本数だけ植毛するとしても、技術のレベルの高い熟練の医師と経験の浅い医師では必要な時間が大きく異なってきます。
自毛植毛には大きく分けて2種類の手術方法がある
自毛植毛にはメスを使わないFUE法（FOLLICULARUNITEXTRACTION)と、メスを使用するFUT法(FOLLICULARUNITTRANSPLANTATION)という方法があります。
メスを使わないFUE法は、毛髪を採取するのにグラフトパンチと呼ばれる特殊な器具を使用します。
そのグラフトパンチで頭皮にごく小さな穴（約1mm前後）をくり抜くようにして1つ1つ丁寧に毛包ごと採取していくのです。
頭皮への負担も少なく傷の回復にもそれほど時間はかからない方法がこのFUE法ですね。
対してメスを使うFUT法は、後頭部や側頭部の皮膚ごと大きく切り取り（だいたい1㎝×10～20㎝程度）グラフトを採取する方法です。
切り取った部分を縫いつける必要があるので傷跡が残ってしまう可能性もありますし、傷口の回復にも時間がかかります。
頭皮への負担の大きい方法ではありますが、FUE法に比べると1度にたくさんの髪の毛を植毛することが可能で、移植された髪の毛の定着率が高いといったメリットもあります。
手術に必要な時間はメスを使ってグラフトを採取するFUT法の方が短時間で大量のグラフトを採取することができるので、1つ1つ丁寧にグラフトを採取していく手間が必要なFUE法よりも短時間で手術することが可能です。
植毛手術当日の流れをご紹介！カウンセリングから帰宅まで
それでは一般的な自毛植毛手術当日の流れについてご紹介しますね。
1、事前に予約した日時に来院。
手術の前に医師によるカウンセリングや健康状態のチェック。
希望するヘアスタイルや移植する範囲、移植密度などを最終確認。
2、手首の静脈などから鎮静剤の投与。
※すべてのクリニックが事前に鎮静剤の投与をおこなうわけではありません。
3、麻酔処置。
患者さんの術中の痛みをやわらげる為に事前に手術する範囲に応じで局所麻酔をおこないます。
4、グラフトを採取する部分の髪の毛を刈り上げ。
5、後頭部や側頭部などから株（グラフト）を毛包単位で採取。
6、毛髪を植えこんでいくための穴（ホール）を作成。
7、髪の毛の流れなどを意識しながら採取した毛髪を移植いく。
8、術後のチェック。
傷跡の手当て（ガーゼや包帯で保護）などをおこなった後は、医師による今後の注意点の説明や痛み止めが処方されます。
9、帰宅
以上が一般的な植毛クリニックでの手術当日の流れになります。
自毛植毛手術後の注意点とは？
ここでは自毛植毛手術を受けた後の注意点について説明します。
それぞれの時期に分けてその時に気をつけるポイントを挙げていきますね。
自毛植毛手術後の注意点
・術後帰宅するまで
手術後は医師による今後の注意点などの説明があります。
その後はご自宅へ帰宅できるのですが、鎮静剤や局部麻酔の影響が身体から抜けきっていない場合には多少ボーっとした感覚を覚える方もおられます。
お車で帰宅される方は十分に注意して運転しましょう。
可能ならば誰かに運転してもらうか、公共の交通機関を利用したほうが安心ですよ。
・手術当日～1週間後
手術当日から1週間くらいは入浴は避けてシャワーで洗い流す程度にしましょう。
しかし洗髪は手術当時から可能です。
傷口を洗うのには抵抗があるかもしれませんが、患部を清潔に保つことは大切です。
ただ、手術した部分にはシャンプーを使用したり、普段どおりに洗うのではなく弱めにシャワーをあてるか霧吹きをなどを利用して優しく洗うことを心がけてください。
詳しい洗い方については術後に医師から説明があるはずです。
またメスを使用して後頭部の皮膚を切り取っているFUT法をおこなっている場合は、就寝中に患部と枕がこすれてしまうことによって痛みを生じさせることがあります、傷口を早く回復させるためにも患部がこすれてしまわないように気を付けましょう。
また、術後当日から3日目くらいはもっとも痛みを感じやすい時期です。
患部が痛いと感じたならば我慢をせずに処方されている痛み止めを服用するようにしましょう。
その時は必ず用法・容量を守ってくださいね。
痛いからといって1度に沢山飲むとかは絶対にやめましょう。
植毛手術後の痛みには個人差がありますが、一般的に痛み止めを飲めば納まる程度のものです、もし痛み止めを飲んだ後も痛みがあるようでしたら別の原因も考えられますので直ぐに担当した医師に相談しましょう。
植毛手術後には痛み以外にも、顔全体やまぶたやおでこといった部分が腫れることがあります。
これは手術時におこなった麻酔の成分が重力によって下にさがってくることが原因です。
腫れ具合には個人差がありますが、麻酔アレルギーがある方などは顔全体がパンパンに腫れてしまうこともありますのでとくに注意が必要です。
この症状はだいたい術後3日目くらいから現れはじめ1週間もすれば引いてしまうのでそれほど心配はいりませんよ。
予防法としては術後はしばらくうつ伏せで寝るのを避けて仰向けで寝る・ヘッドバンドで頭部を軽く締め付けておくといった方法があります。
スポーツやアルコールの摂取も術後1週間までは控えるようにしましょう。
1週間後～1ヶ月後
術後1週間ほどすれば患部のかさぶたも取れて赤みなども引いてきます。
この時期はもう痛みを感じることはありませんが、反対に治りかけの傷跡に痒みを感じやすい時期です。
爪でひっかくなどして移植部分を傷付けてしまうことがないように注意しましょう。
かさぶたが取れた時期くらいからは、指の腹をつかってしっかりと頭皮を洗うようにしましょう。
FUT法おこなった方の場合は、頭皮を引っ張るようにして縫いつけているために頭皮がつっぱるような感覚を覚える方も少なくありません。
この感覚は長期的に続きますが、いずれ慣れますのでそれほど気にしなくても大丈夫ですよ。
1ヶ月後～3ヶ月後
頭皮の赤みはだいぶ納まり、元通りの頭皮の色に戻ってくる時期です。
この時期にはショックロスとよばれる一時的な脱毛現象がおこる場合があります。
これは植毛された髪の毛が新たに生えてくるために抜け落ちる症状であり、頭皮内には髪の毛を作りだす細胞はしっかりと残っていますので安心してください。
以上が自毛植毛手術後に注意したい点です。
とくに術後1週間くらいは手術部分のケアに気を配ってくださいね。
自毛植毛後の仕事復帰はいつからできる？休む期間の目安は？
自毛植毛手術を受けた場合には、何日後から仕事に復帰できるのでしょうか？
一般的にオフィスでのデスクワークなどであれば手術の翌日から職場に復帰することは十分可能です。
しかし、重労働や危険なお仕事の方は大事をとって2、3日はお休みをとるようにしてください。
術後の注意点の時にも説明しましたが、手術のあと3日目から顔全体やまぶたなどが腫れる場合があります。
接客業など人前に出る必要がある方も、腫れが出てしまった場合を考慮して1週間くらいを目安にお休みをとっておいた方が安心かもしれませんね。
移植した髪の毛はすぐに伸びてくるの？
手術によって移植された箇所から新たな毛髪が誕生するのは、およそ4カ月後からだといわれています。
そのため植毛の効果を実感するほどに髪の毛が生えそろってくるのは、最低でも手術から半年は必要です。
多くの方が植毛の効果を実感するほどに髪の毛が生えそろってくるのは、平均すると約8カ月後くらいになるようです。
自毛植毛の費用はどのくらい？1本あたりの相場は？
国内植毛クリニックで自毛植毛手術を受けた場合の費用の相場について説明いたします。
まず各クリニックともに植毛費用の算出には移植するグラフト（株）数によって計算しています。
クリニックごとに基本料の料金や1グラフとあたりの費用も違いますし、一度にたくさんの植毛をするほど割引などがあるため単純に1グラフとあたりの幾らとはいえません。
参考までに費用を公表しているクリニックの価格を参考にした場合、1グラフとあたりの相場は1000円～1500円くらいです。
1グラフとには1本～4本くらいの髪の毛が付着していますから、自毛植毛手術の場合、髪の毛1本あたりの費用相場は約600円ほどになるといえます。
自毛植毛手術にはかなり高額な費用が必要となりますが、移植した髪の毛が定着してしまえばその後に特別なメンテナンスやメンテナンス費用は必要ありません。
この点は、毎月のようにメンテナンス費用が必要となってくる増毛法と大きく異なるところです。
自毛植毛の費用相場についてもっと詳しく知りたい方はコチラもチェック！
⇒自毛植毛費用の相場を徹底比較！気になる費用の平均額とは？
日帰りで自毛植毛できるおすすめのクリニックをご紹介
それでは国内で植毛手術受けるのにおすすめのクリニックをいくつか紹介していきます。
今回紹介するクリニックは、口コミや評判の良いところばかりですよ。
・アイランドタワークリニック
アイランドタワークリニックは、植毛手術の症例数2万以上、国内シェア63％以上を誇る国内最大手の植毛クリニックです。
毛髪専門の医師や熟練のスタッフが多数在籍しており充実した医療環境が整っています。
痛みも少なく傷ものこらない、アイランドタワークリニック独自の植毛技術「i-direct法」が有名です。
数多くのお得なキャンペーンや無料カウンセリングなどもおこなっています。
アイランドタワークリニックについてもっと詳しく知りたい方はコチラもチェック！
⇒アイランドタワークリニックの植毛体験者の評判を徹底調査！
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・親和クリニック
親和クリニックも国内では大手の植毛クリニックですね。
術後の腫れや痛みを最小限に抑えた痛みの少ないMIRAI法が有名です。
MIRAI法は手術の際にメスを使用することなく、高密度植毛が可能な施術法であり1度に最大で13,000本もの移植が可能です。
親和クリニックは、口コミでも医師やスタッフの対応が丁寧でアフターケアまできっちりと丁寧におこなってくれると評判です。
無料のカウンセリングや宿泊費・交通費用のサポートプランなどもありますよ。
・ヨコ美クリニック
ヨコ美クリニックはまだまだ歴史の浅い植毛業界において30年以上の歴史をほこる老舗の植毛専門クリニックです。
院長である今川氏は、日本人で初めてFUT法を発表、2006年にはアメリカ毛髪外科専門医に認定されるほどの植毛業界の権威です。
院長の医療技術の高さが証明されている信頼感があるクリニックですね。
カウンセリングの段階から施術にいたるまで一貫して一人の医師が担当するシステムなので、綿密な植毛計画を立ててもらえますよ。
手術前のカウンセリングをとくに重要視しているのもヨコ美クリニックの特徴です。
植毛手術についての疑問や不安はなんでも相談にのってもらえます。
自毛植毛手術は日帰りがあたりまえ
最近では自毛植毛手術は日帰りがあたりまえになっていることや、術後の注意点などを詳しく説明してきました。
激しく身体を動かす必要がなければすぐに職場へ復帰できることもお分かりいただけたと思います。
また、入院の必要がないと分かっただけでも植毛手術に対するイメージは大きく違って違ってきたのではないでしょうか？
いままで植毛手術に対して「なんだか大変そう」とか「職場を長く休むわけにはいかないしなぁ」といった理由で抵抗感があった方も、これを機会に無料のカウンセリングなどを受けられてはいかがですか？
千葉にあるおすすめの植毛クリニックは？
最後に千葉県で植毛手術を受けることができるクリニックをいくつか紹介していきます。
・AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックは千葉県では柏と船橋でクリニックを開業しています。
また、全国でも20以上の医院がある大きなグループです。
HairMoving植毛法という独自の自毛植毛をおこなっているようです。
AGAスキンクリニックでは薄毛でお悩みの女性の方の治療もおこなっています。
柏院：〒277-0005千葉県柏市柏1-2-35共同ビルサンシャ4F：JR柏駅から徒歩1分
船橋院：〒273-0005千葉県船橋市本町5-1-1船橋AUビル2F：JR総武本線「船橋駅」より徒歩1分
・リオラビューティークリニック柏院
柏市にあるリオラビューティークリニック柏院は、自毛植毛をはじめAGAの為の治療も受けることができる美容外科です。
アットホームな雰囲気で薄毛の悩みに限らず美容に関する幅広い悩みを相談することができますよ。
〒277-0842千葉県柏市末広町7-2柏プラザ3F
アクセス：JR柏駅の西口から徒歩2分
・共立美容外科千葉院
共立美容外科千葉院は千葉市中央区にある美容外科です。
Choiメッソドと呼ばれる頭皮への負担の少ない安全な自毛植毛をうけることができます。
共立美容外科で受けられる植毛手術は短時間に大量の本数を植毛できるのも特徴です。
〒260-0028千葉県千葉市中央区新町3-7高山ビル6F
アクセス：JR千葉駅の東口より徒歩5分
・HSクリニック
HSクリニックも千葉市中央区にある形成外科・美容外科です。
FUT法では、マイクログラフト法、自毛ニードル法という2通りの施術方法を取り入れたクリニックですね。
頭皮への自毛植毛手術以外にも、まつげの植毛や３Dアートメイクに関しては、日本一の症例数を誇っているクリニックです。
〒260-0854千葉県千葉市中央区長洲1-19-8
アクセス：JR本千葉駅から徒歩1分
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