自毛植毛費用の相場を徹底比較！気になる費用の平均額とは？
植毛費用の平均相場とは？基本料金があるって本当？
みなさん植毛には大きく分けて2種類の方法があることをご存知ですか？
ひとつは後頭部や即頭部から採取した自分自身の健康な髪の毛を薄くなった部分に移植する自毛植毛。
もうひとつは、人工の毛髪を薄くなった部分に移植する人工植毛です。
当然、どちらの方法を選ぶかによって必要な費用が異なります。
また、植毛にはきまった料金などはなく、クリニックよって必要な値段や料金体系もまちまちです。
あるクリニックでは基本料金＋植毛する本数であったり、またあるクリニックでは単純に植毛する本数のみで費用を算出したりと患者の立場からすると少し分かりにくくなっています。
そこで今回の記事では、植毛の費用の相場などについて詳しく解説していきます。
自毛植毛・人工植毛のそれぞれの相場や、植毛する本数によるおおよその費用相場など、植毛治療を考えている方にとって有益な情報のはずですから是非参考にしてくださいね。
植毛に必要なおおよその相場を知っておくことは、クリニックを選ぶ際にもとても重要なポイントとなってきますよ。
自毛植毛はやっぱり高い？
それではここで、自毛植毛をした場合の費用の相場をご紹介したいと思います。
どのクリニック基本的には1グラフト（株）あたりの値段を設定して植毛の費用を算出しています。
このグラフトとは、移植する毛包の単位を指します。
だいたい平均して1つの毛包には1本から4本ほどの髪の毛が生えているので、1グラフト移植することで平均2本ほど髪の毛を植毛することになると考えてください。
そしてこの1グラフトあたりの相場ですが、値段を公表しているクリニックのサイトを調べてみた結果1グラフトあたり平均して2000円から2500円ほどとなっておりました。
髪の毛1本あたりだと約1200円ほどになる計算ですね。
人工植毛は自毛植毛より安いの？
人工植毛の場合はグラフト単位で費用を算出するのではなく、植毛する本数で値段が設定されています。
そしてその費用の相場は、植毛する人工毛1本あたり200円～260円が相場のようです。
自毛植毛に比べるとおよそ5分の1ほどとかなり安い値段で植毛ができるようですね。
しかし自毛植毛の場合は移植した髪の毛が定着した後は、特別なメンテナンスが必要がないのに対して、人工植毛の場合は、半年～1年に1回程度はメンテナンスとして新たな人工毛を移植する費用が必要になることは知っておいてください。
メンテナンス費用のことを考えると単純に人工植毛が安いということはできませんね。
大手植毛クリニックの植毛費用を比較してみよう
ここでは代表的な植毛クリニックの費用を比較してみます。
それぞれ100グラフトと1000グラフト植毛した時の費用を比較してみます。
※クリニックによって費用の算出方法が異なり、グラフト数が増えるほど割引などがあるために単純に100グラフトに掛かる費用を10倍すれば1000グラフト植毛した料金になるわけではありません。
・アイランドタワークリニックの植毛費用
切る植毛手術 （ストリップ法）の場合 100グラフト 280,000円 1000グラフト 1,000,000円
切らない植毛手術（ダイレクト法）の場合 100グラフト 320,000円 1000グラフト 1,400,000円
アイランドタワークリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック！
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・湘南美容外科クリニックの植毛費用
切る植毛手術 （ストリップ法）の場合 100グラフト 180,000円 1000グラフト 888,000円
切らない植毛手術（ダイレクト法）の場合 100グラフト 280,000円 1000グラフト 888,000円
・親和クリニックの植毛費用
切る植毛手術 （ストリップ法）の場合 100グラフト 320,000円 1000グラフト 1,200,000円
切らない植毛手術（ダイレクト法）の場合 100グラフト 320,000円 1000グラフト 1,200,000円
以上の価格はあくまで目安になります。
クリニックによって基本料金なども違いますし、個人の薄毛や頭皮の状態によっても価格が変わってくる場合などもあります。
また、お得なキャンペーン価格などで植毛ができる期間などもありますので正確な費用を知りたい方は無料のカウンセリングなどを利用してください。
ハゲ方別植毛費用の相場をご紹介
M字ハゲの場合の費用相場
それではここから、薄毛の状態ごとに必要なグラフト数とおおよその費用の目安について紹介していきます。
額の生え際の両端から薄くなっていくM字ハゲの場合に必要なグラフト数は200～600ほど 費用はおよそ20万円～80万円位となります。
C字ハゲの場合の費用相場
M字ハゲがそのまま進行して頭頂部付近まで薄くなった状態のC字ハゲの場合に必要なグラフト数は2000～3000ほど 費用はおよそ200万円～400万円位となります。
O字ハゲの場合の費用相場
頭頂部から円形に薄毛が進行しているO字ハゲの場合に必要なグラフト数は500～1500ほど 費用はおよそ60万円～200万位となります。
H字ハゲの場合の費用相場
頭頂部からつむじまで薄毛が進行しているH字ハゲの場合に必要なグラフト数は2000～2500ほど 費用はおよそ200万円～230万円位となります。
植毛費用は高額だけどローン支払いが可能って本当？
植毛の費用などについて紹介してきました。
やはり植毛に必要な費用はかなり高額となってしまうのが現実のようです。
しかし安心してください。
植毛をおこなっているクリニックの多くは費用の支払い時には、クレジットカードによる支払いや、医療法ローンが利用できますよ。
たとえば植毛業界大手のアイランドタワークリニックで植毛した場合には、最大84回の支払いが可能となる医療ローンが利用できます。
これなら費用面がネックとなって植毛に踏み切れなかった方でも安心できますね。
海外だと自毛植毛が安いって聞いたけど本当？その理由は？
実は最近は海外、とくにアメリカでの自毛植毛が人気があるのをご存じですか？
なぜ今アメリカでの自毛植毛が人気なのでしょうか？
自毛植毛自体は日本で生まれた施術方法ですが、現在はアメリカなど欧米を中心とした海外のほうがより薄毛の治療方法として一般に普及しています。
とくにアメリカの場合は、体質から薄毛になる男性の割合も日本人よりも多く、またAGAの治療法の1つとして植毛が広く認知されているいう背景があります。
さらに、近年アメリカでは人工植毛が危険であるとして禁止されてしまいました。
その結果、自毛植毛の技術が進歩したのと同時に、自毛植毛おこなうクリニックも増えて行きました。
さいきんは日本でも植毛手術を受けられる専門のクリニック増えてきましたが、アメリカと比べるとまだまだその数は多くはありません。
クリニックが多いアメリカでは当然、患者獲得の為に価格競争が起こり結果として日本で植毛手術をするよりも割安な料金で施術が受けられるようになったのです。
植毛に必要な平均的な予算としてはアメリカの場合、1グラフトあたり約5ドルです。
髪の毛1本だと250円程になる計算ですね。
日本で植毛した場合は髪の毛1本あたり安く見積もって約1000円として計算しても、1000本2000本の植毛を考えた場合、トータルの金額としは雲泥の差が出てきてしまいますね。
この費用の違いもアメリカでの自毛植毛が人気のある理由です。
また、海外から多くの植毛希望者が訪れるアメリカには、植毛の技術が高いクリニックが多いのも特徴です。
育毛材や増毛法と異なり、自毛植毛は一度定着してしまえばメンテナンスもいらない効果的な方法として、日本人男性の間でも薄毛治療のファーストチョイスとして選択する人が増えてきました。
また自毛植毛は外科手術とはいっても、術後にはすぐに帰宅できるという手軽さもあります。
入院する必要もないという点も海外での自毛植毛が好まれる理由の一つとなっていますね。
海外で植毛手術を受けるときの注意点とは？
「海外で自毛植毛手術をするのってなんだかハードルが高そう」とか「なにか特別な手続きが必要なんだろうか？」と不安や疑問を持たれる方もおられることでしょう。
しかし、そんな不安は必要ありませんよ。
海外で自毛植毛手術をするのに特別な手続きなどは必要ありません。
実際最近では、30代、40代の若い男性を中心に海外で植毛手術をする日本人の方が増えています。
また、個人でクリニック選びや移動などが不安だという方には、手術代や旅費、ホテル代などがセットになった植毛を目的としたパッケージツアーもありますのでそういったものを利用するとよいでしょう。
パッケージツアーを利用するメリットとしては添乗員（通訳）の存在が大きいですね。
手術前の自分の希望や疑問点などを、医師にしっかりと伝えてもらうことができるのでとても頼もしい存在です。
しかし海外で自毛植毛手術を受けるときには、注意しなければいけないこともいくつかあります。
以下まとめてみました。
・クリニック選びはとにかく慎重に！事前のリサーチを入念におこなう。
・物価が安い国ほど手術代が安い傾向があるが、あまりに安すぎる場合などは注意が必要！医師ではない人間が施術をおこなっていたり、技術的に問題がある場合も考えられる。
・海外で植毛した場合には、問題が起きたときに適切なアフターケアが受けられない
・安全性の高い自毛植毛とはいっても副作用などのリスクは0ではない！
以上の4つが海外で自毛植毛手術を受けるときの主な注意点です。
きちんとしたクリニックを選ぶことは当然だとしても、下の2つには特に注意してください。
海外に限らず日本で植毛手術をした場合でも、副作用やなにかしらの問題が起こる可能性は0ではありません。
国内のクリニックで手術した場合ならば、そのようなときでも素早い対応を受けられますが、海外の場合ではそうもいきません。
術後の安全面やアフターケアを重視するならば国内での手術が安心です。
海外での自毛植毛手術を希望される方は以上の点などをよく考えた上で慎重な判断をするようにしてくださいね。
女性におすすめの自毛植毛の施術法とは？
近年では女性でも加齢やホルモンバランスの崩れ、職場でのストレスなどを原因とする薄毛でお悩みの方も増えています。
女性にとって髪の毛の存在は男性以上に大切なモノですのでその深刻さは計り知れません。
そんな薄毛でお悩みの女性の中には自毛植毛をする方も少なくありません。
実は女性にこそおすすめの自毛植毛というのがあるのです。
それが「切らない植毛」FUT法と呼ばれる自毛植毛法です。
このFUT法という施術法は、移植する髪の毛を後頭部や側頭部から採取するときにメスを使用することがないので「切らない植毛」と呼ばれています。
パンチと呼ばれる特別な道具を使い毛根をくりぬいていくような感じで採取していきます。
くりぬかれた頭皮部分は自然治癒するのを待つだけです。
メスを使った植毛手術の場合は、術後に頭皮を縫ったり、傷跡が残る場合もありますので、そういった点からもメリットの大きい施術法だといえますね。
その他にも頭皮が張っている人にも手術がおこなえるといったメリットもあります。
しかし、このFUT法には大きな問題点があるのです。
それは、パンチでくりぬいた頭皮部分が米粒状に跡が残ってしまうということです。
髪の毛が長いヘアスタイルであれば、頭皮は隠れてしまうので問題ありませんが、ベリーショートや短髪ですと若干跡が目立ってしまうのです。
しかし、一般的に坊主やスポーツ刈りなどといった短いヘアスタイルにすることはない女性であればそういった心配はいりませんね。
そのため頭皮への負担も少なく、メリットの多いFUT法は女性におすすめの施術方式だといえるのです。
女性が自毛植毛した場合の費用の目安とは？男性に比べるとどうなの？
それでは女性が植毛した場合に必要となる平均費用とはどれくらいでしょうか？
これについてですが、男性の場合と同様に植毛する範囲、本数によって当然一人ひとり異なってきます。
しかし一般に女性と男性の場合では薄毛のなりかたが異なります。
男性の薄毛の場合はM字やO字ハゲといった名称で呼ばれるように、その部分がごっそりとなくなってしまうハゲ方なのに対して女性の場合は生え際や、つむじ周辺など部分的に薄くなってしまっているケースがほとんどです。
その為、女性の自毛植毛の場合、男性よりも植毛が必要な範囲もせまく、植毛に必要な費用も男性の平均からみると少なく済むといってよいでしょう。
参考までに女性用の植毛プランがある親和クリニックの料金を紹介しますと。
MIRAI法と呼ばれる切らない植毛手術で800株植毛した場合の費用は、基本料金の20万円込でトータル90万円となっています。
もちろんクレジットカードの利用や医療用ローンによる支払いは可能ですよ。
※実際の費用は個人の頭皮や薄毛の状態によって異なります。正確な費用を知りたい方は、各クリニックが無料でおこなっているカウンセリングなどを利用するとよいでしょう。
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