意外と知らないYoutubeの広告収入と仕組み

意外と知らないyoutubeの仕組み

 ここ数年で日本のネット、スマホの普及が進み特にスマホの影響で手軽にどこでも動画が見られる様になりました。それらの影響でYoutuberと言われるある種の職業なようなものも出てきました。

実際テレビの子供対象のインタビューでも将来的にはユーチューバーなりたいと言う子供も出てきています。ユーチューバーは自分の好きなことを動画にしてアップすることでお金が稼げるので海外だけでなく日本でも盛り上がりを見せています。しかし、実際動画を出しただけでどこから収入を得ているかなどあまり知られていない所が多いです。なのでここではYoutubeの広告、再生数、収益化の仕組みについて書いていきます。

Youtubeから収入を得るまで道のり

 簡単に言ってしまうとアフィリエイトの媒体がブログやホームページなのに対しYoutubeはそれらが動画なっただけです。
まず最初にYoutubeで広告収入を貰うまでの流れを簡単に説明します。

Youtubeから収入を得るためには、パートナープログラムに登録する必要があります。次にGoogle Adsensenに口座を登録します。そして動画を投稿して合計再生回数が一万回を超えるとパートナープログラムに登録できるかの審査を受ける事ができます。この審査が通れば動画に広告の掲載が許可され登録が完了します。広告を載せることで広告が再生またはクリックされることでそこからお金が発生します。そして収益が8000円以上になると翌月の25日前後に登録した銀行に振り込まれます。ここまでが広告収入を得るまでの流れです。

広告の種類は4種類

 広告にも種類がありここでは4つ紹介します。

インストリーム広告

 この広告は動画を見る前に(この広告は五秒後にスキップできます。)と表示され最後まで見るか飛ばすかを選べる広告です。この広告が皆さん一番馴染みがあると思います。この広告の特徴は、広告を全部見なくても五秒後にスキップできるところです。また、最後まで広告を見た場合広告主に課金が発生します。しかし、普段動画を見ているとスキップできないものがあると思います。それは標準インストリームと言われるものです。三十秒もスキップ出来ないと離脱率が上がってしまいます。

インサーチ広告

 この広告は、Youtubeで動画を検索した際に、上部に出てくる広告です。こちらは動画のサムネイルの横に広告と書いてありそれをクリックすると広告が再生されます。動画が開始されると課金が発生します。

インディスプレイ広告

 この広告は、自分が見ている動画ページ、チャンネルで再生中の動画と関連性のある広告を動画再生欄に表示するものです。これをクリックすると広告が再生されます。こちらの広告もインサーチ広告と同じで動画が再生開始されると課金が発生します。

マストヘッド広告

 この広告は上記のものとは違い、とても広告費用がかかり、一日に一社が24時間だけ掲載することができます。しかし、Youtubeの TOPに広告が大きく掲載されとても目立つため、広告掲載費用が高いが、それ以上に宣伝力高いと言われています。加えて、スマホ、モバイル用とPC用とデバイスごとに掲載の枠があるためデバイスによって掲載されるものが変わって来ます。スマホでみた場合アプリなどが掲載され、Pcだとブランドなどが掲載される傾向があります。

広告の単価について

 Youtubeの収入は総再生数と広告表示回数、1広告の単価によって決まってきます。広告の単価は一つ三十円のものから千円になるものもあります。表示される広告は動画よりも見る側の人で変わってきます。動画ををお金持ちの人たち向けに作れば単価の高い広告が貼られます。例えば、20分以上の動画の場合動画の半ばと終わりに広告を付けれるので一つの動画に2つの広告がつけられるので広告のクリック率を上げることができます。

具体的な例で言うとカメラやガジェットなどのレビュー動画、解説動画を公開すれば、視聴者はある程度お金に余裕のある人達が対象なので、広告の単価を上げることができます。更に、動画時間も伸ばすことができたら広告の数も増えていきます。

しかし、いくら広告クリック回数を増やしたいからと言って動画内で広告クリックを促す発言、記載などをすると規約違反でチャンネルを閉鎖され、アカウントを消されてしまうこともあります。

チャンネル登録者数が少ないと収入は少ない?

 Youtubeからの収入は上記の広告のクリック数と再生回数、広告の単価によって決まります。なのでチャンネル登録者が少なくても再生数が伸びれば広告のクリック率が上がり高い収入を得ることも可能でしょう。逆に再生回数が何万回再生いかなくても狙っている視聴者層によって1広告の単価を高め、高い収入を得ることもできます。チャンネル登録者が増えれば企業から宣伝の依頼が来る場合があり報酬をもらえることもあります。

ゲーム実況などを上げている場合は企業がスポンサーになる場合もあります。
最近ではCm、テレビ番組出演している人もいます。ここまで行くとユーチューバーでなく芸能人のようにも思えます。

しかし、あくまでYoutubeの収入は最初言ったように総再生数、広告のクリック数、1広告の単価によって決まります。

大物になった場合大きな収入を得られる。

 ここまで、youtubeがどこからどのようにして収入を得ているか、広告収入の仕組み、広告の種類について説明してきました。

最後になりますが、youtubeの収入だけで生計を立てていくのはとても厳しいと思います。理由としてはまず、知名度を上げていくことが大変ですし、加えて多く今上がってる動画とは違う独自性が強く、面白い動画を上げることが必須です。有名ユーチューバーも毎日動画を上げているのでその中で底辺から知名度を上げて高い数字、ファンをを取得していくのはとても難しいです。メディアなどが取り上げる大物ユーチューバーはごく僅かなのを忘れないでほしい。しかし、本職とは別に副業としてやるのはいいと思います。

自由に動画をアップロードでき、かつ自分の趣味をシェアしコメントを貰うことができるので色々な人と繋がることができます。HikakinやはじめしゃちょーのようなトップYoutuberのように月収数百万~千万円稼ぐのは難しいが、広告の単価が高くなるようなジャンル、年齢、ユーザーが興味のあるものは何かを意識すれば、稼げるかもしれません。

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