この記事を読むメリットと結論:怖い噂は「理由」を知れば安心できる
1.
「脱毛サロンは怪しい」と言われる理由が分かる
強引な勧誘や高額契約、解約トラブル、医療脱毛との違いなど、よくある不安の正体を理解できます。
2.
怪しいサロンを見抜くチェックポイントが分かる
「当日契約を迫られる」「永久脱毛と宣伝している」など、危険なサインを自分で見抜けるようになります。
3.
安心して選ぶ方法とトラブル時の対処法が分かる
クーリング・オフや中途解約、消費者センターへの相談など、もしものときの守り方まで知ることができます。
この記事を読むことで「怪しいサロンにだまされず、安全に自分に合った脱毛を始められる」ようになります。
「脱毛サロンって怪しいって聞いたけど大丈夫かな?」
実際に、消費者センターには「強引に高額契約を迫られた」「解約ができなかった」といった相談が毎年寄せられています。特に10代・20代前半の若い人からの相談が目立ちます。
でも安心してください。サロンが全部怪しいわけではありません。
怪しいと感じるのは「料金や契約が分かりにくい」「医療脱毛とごちゃ混ぜに宣伝している」など、いくつかの理由があるんです。この記事では、
* 脱毛サロンが「怪しい」と言われる背景
* 実際に起こりやすいトラブル事例
* 怪しいサロンを見抜くチェックポイント
* トラブルに巻き込まれたときの解決策
を分かりやすく紹介します。読んだ後には「このサロンは安心かどうか」自分で判断できるようになるはずです。
「脱毛サロン 怪しい」と感じた人へ。LACOCO(ラココ)をおすすめする理由と、迷わない選び方
「怪しくないサロン」を選ぶコツは、
①料金と支払いの“中身”が明記されている、
②予約ペースや施術方式が説明と一致している、
③解約・クーリングオフの取り扱いがはっきりしている——この3つ。
ラココ(LACOCO)は公式に
月額3,300円は“分割払い型”であること、
毎月通えるSHR方式(ルミクス脱毛)、
クーリングオフ可などを明記しており、”怪しい”と感じやすいポイントを先回りで説明しています。
なぜ「ラココ」をすすめる?“怪しい”不安を潰すチェックと根拠
よくある不安 | ラココの実態(公式情報) |
「月額◯円って、結局いくら?」 | 月額プラン=契約総額の分割支払いと明記。来店しない月も引き落としになる点まで注意喚起。 |
「予約間隔は?長引かない?」 | SHR方式で毎月1〜2回通えると案内(毛周期に左右されにくい)。全身は最短約30〜40分。 |
「解約はできる?」 | 契約書受領から8日以内はクーリングオフ可。特商法に基づく中途解約のルールも一般論として整備。 |
「店舗は通いやすい?」 | 全国80店舗以上の展開と案内(女性専用)。 |
「痛みや安全性は?」 | SHR方式(美容ライト脱毛)を採用。サロン脱毛は“除毛・減毛”で、毛根を破壊する医療行為は医療機関のみという公的整理。 |
> サロン脱毛は医療行為ではありません。
毛根等を破壊する行為は医師のみ(厚労省通知)。永久脱毛を目指すなら医療脱毛を検討しましょう。
ラココの強み
*
速い:連射式SHR×LUMIX-A9Xで、
全身最短30〜40分。学校・仕事帰りに寄りやすい。
*
通いやすい:
毎月1〜2回の施術が可能(毛周期に左右されにくい方式)。
*
わかりやすい支払い:
月額3,300円は分割払いであると明示。
金利・手数料はサロン負担と案内。
*
女性専用・全国展開:
80店舗以上で通いやすい。
*
無料カウンセリング必須+お試し可:初回
60〜90分で説明と相談、
無料お試し体験も用意(要事前連絡)。
料金と支払いの“落とし穴”を先に理解しよう
「月額◯円」が“都度払い”と誤解されやすいですが、
ラココは分割払い型であることを公式に明記しています。つまり
契約総額があり、その支払い方法が月額3,300円(初月0円の時期あり)という仕組みです。さらに
分割手数料はラココ負担と案内。ここが“怪しい”を感じにくいポイントです。
解約関連は法律でも守られており、
8日以内のクーリングオフ、期間経過後でも
中途解約(上限:エステは2万円または残額10%の低い方+提供済み分)が可能です。契約書の交付日が起算点なので、書面は必ず保存を。
> もし困ったら
消費者ホットライン188に相談できます。最寄りの窓口に繋がります。
ラココの施術方式:毎月通える“SHR(ルミクス脱毛)”とは?
ラココは
LUMIX-A9Xという業務用マシンで
SHR方式を採用。毛周期に左右されにくく、
毎月1〜2回ペースで通えるのが特徴。
全身の施術時間は最短30〜40分という高速さも公式で案内されています。忙しい人でも通いやすいのがメリットです。
一方で、
サロン脱毛=美容ライト脱毛(除毛・減毛)。
毛根等を破壊する医療行為(いわゆる“永久脱毛”)は医療のみという国の整理がある点は押さえましょう。目的が「ツルツルを長期的に維持」なら医療脱毛も検討、日々の自己処理をラクにしたいならラココのようなサロン脱毛が候補、という切り分けがわかりやすいです。
申し込みまで迷わない進め方
1.
公式サイトで無料カウンセリング予約
完全予約制。
無料お試し体験も希望可。所要
60〜90分。
2.
当日、聞くべきことをチェック
総額(追加費用の有無)/支払い回数と満了時の総支払額/予約間隔/
キャンセル規定(前日18:00まで変更推奨)/クーリングオフと中途解約の取り扱い。
3.
その場で決めなくてOK
クーリングオフや中途解約の制度があるので、
一度持ち帰って確認してから契約でも十分。
ラココが“合う人・合わない人”
*
合う人:早く通い切りたい/毎月通える/痛みが苦手/女性専用が安心/分割で無理なく払いたい。
*
合わないかも:医療レベルの“永久脱毛”を最短回数で狙いたい人(その場合は医療脱毛へ)。
よくある質問
Q. 本当に“毎月”通える?
A. 方式上は可能(SHR)。個人差はあるが、
毎月1〜2回で案内。
Q. 全身はどれくらいで終わる?
A.
最短30〜40分(準備時間を除く)。忙しい人向き。
Q. 月額3,300円って都度払い?
A.
契約総額の分割。
手数料はサロン負担。内容をカウンセリングで確認。
Q. 解約は?
A.
8日以内のクーリングオフ、その後も
中途解約(上限:エステは2万円または残額10%の低い方+提供済み分)。
Q. 女性専用?
A. はい。
女性専用サロンとして案内。
まずは“無料カウンセリングで数字を確認”
*
総額(追加費用の有無まで)
*
分割回数・支払総額・手数料の扱い(ラココは手数料負担と案内)
*
予約ペースと所要時間(毎月・30〜40分)
*
解約・クーリングオフの起算日と手順
この4点を
書面で確認できれば、”怪しい”はほぼ解消します。
公式から
無料カウンセリングを押さえて、あなたの条件で数字を出してもらいましょう。
1. 「脱毛サロンは怪しい?」と言われる理由をわかりやすく解説
1-1. SNSや口コミで広がる不安の声
TwitterやInstagramには「勧誘がしつこかった」「思ったより効果がなかった」という投稿がよく流れています。実際に、国民生活センターには10代後半や20代からの相談が多く、2023年も「美容(脱毛エステ)」が若者のトラブルの上位に入っています。
私の知人も「お試し1回500円」の広告につられて行ったら、当日中に30万円以上のコースを勧められたことがありました。そうした体験談がネットでシェアされ、「やっぱり怪しいのかな…」と感じる人が増えるわけです。
1-2. 初回は安いのに、当日で高額契約?
よくあるのは「初回1,000円!」などの広告。実際に行くと「今日決めてくれたら割引できます」と長期コースを迫られるパターンです。契約が数十万円になることも珍しくありません。消費者庁も「当日の契約は避けましょう」と注意喚起しています。
契約しても8日以内ならクーリング・オフが可能ですし、途中解約も法律で認められています。ただし説明されないこともあるので、必ず契約書をよく確認しましょう。
1-3. 効果が思ったより出ない…その理由は?
「全然抜けないじゃん」と感じる人もいますが、これはサロンと医療脱毛の仕組みの違いです。サロンの光脱毛は出力が弱めで、毛を“生えにくくする”レベル。一方、医療レーザー脱毛は毛根を破壊できるので効果が高い分、医師しか行えません。厚労省も「毛根を破壊する行為は医師でなければダメ」と通知を出しています。
つまり「永久脱毛したい人」は医療脱毛を選ぶ必要がありますが、「ムダ毛を減らしたい」ならサロンでも十分というわけです。
1-4. 解約・返金がスムーズにいかない
よくあるトラブルは「解約したいのに返金が少ない」「説明と違った」というケース。エステ契約は法律で「途中解約OK」と決まっていますが、違約金や計算方法が分かりづらいんです。国民生活センターも「契約書や領収書は必ず保存を」と呼びかけています。
1-5. 広告の表現で誤解する人も多い
「永久脱毛できます!」と書いてあっても、サロンは医療機関ではないので本当の意味で永久脱毛はできません。医療法の広告ガイドラインでは、断定的・誇大な表現は禁止されています。
広告の言葉をそのまま信じるのではなく、実際の仕組みや契約内容を確認することが大切です。
ここまでで「なるほど、怪しいと言われるのには理由があるんだ」と分かったと思います。次は、実際にサロンを選ぶときに「ここは要注意!」というポイントをチェックリストにまとめていきましょう。
2. 怪しい脱毛サロンの特徴チェックリスト:ここを押さえれば見抜けます
2-1. 「初回◯円」からの当日高額契約に要注意
お試し価格は悪ではありません。ただ、来店後に「今日だけ割引」「今決めれば特典」と長期・高額コースを迫る流れは、相談事例で繰り返し出てきます。エステ契約は“特定継続的役務提供”に当たりやすく、書面を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフ、中途解約も可能というルールがあります。つまり「その場で決める必要」は本来ありません。迷ったら一度持ち帰るのが正解です。
2-2. 契約書や重要事項の説明があいまい(書面の交付は義務)
「解約の説明がなかった」「口頭でしか聞いていない」という相談は少なくありません。特商法では、契約前の“概要書面”と契約後の“契約書面”の交付が義務。内容には料金、期間、クーリング・オフ、中途解約、前受金の保全などが明記されている必要があります。書面がない・不備がある店は、それだけで危険信号です。
2-3. 「永久脱毛できます」「毛根を破壊します」はNGのサイン
サロンの光脱毛は“減毛・抑毛”が前提です。毛根を破壊するような行為(いわゆる永久脱毛)は医療の領域で、医師免許が必要と厚生労働省が通知しています。サロンが「永久脱毛」や「医療級」など誤解を招く表現を多用するなら、広告姿勢そのものを疑いましょう。
2-4. 予約が取れないのに“通い放題”や“永久保証”
「通い放題」「一生保証」と聞くとお得に見えますが、実際は“有償期間は○回まで、以降は無償サービス”という契約が多く、無償部分は中途解約しても返金対象外になりがち。国民生活センターの事例でも、1回施術後の解約で「施術代+解約金(2万円)」を請求されたケースが報告されています。宣伝文句より“契約書の有償・無償の区分”を必ず確認しましょう。
2-5. 解約金の上限を説明しない(エステは「2万円または10%」)
エステの中途解約では、役務提供前は解約金の上限2万円。提供開始後は「提供済み分の料金+(2万円または契約残額の10%のいずれか低い額)」が上限です。これを最初に説明しない、または根拠なく過大請求する店はアウト。契約前に“具体例で計算”してもらうと安心です。
2-6. 口コミが不自然/PR表記なし(ステマ規制に注意)
最近は、広告なのにPRを隠す“ステマ”が景品表示法で違法になりました。第三者の体験談に見せて事業者の宣伝をする手口はNG。口コミやSNSでPR・広告の明示がない“やたら褒める投稿”ばかりの店は、疑ってかかるのが安全です。
2-7. 「今日だけ」連呼・退出しづらい空気(迷ったら188)
強い勧誘で帰りづらい雰囲気に持ち込むのも典型パターン。迷ったら、「きょうは契約しません」と一言でOK。すでに契約して不安なら、全国共通の消費者ホットライン“188(いやや)”に相談すれば、最寄りのセンターを案内してくれます。
上のどれか1つでも当てはまったら“保留”。2つ以上なら“契約しない”。シンプルですが、これで多くの「脱毛サロン トラブル」「脱毛サロン 失敗」を避けられます。
3. 安心できる脱毛サロンの選び方:初回相談でここだけは聞く
3-1. 料金は「総額」「追加費用」「支払い方法」までセットで確認
見学やカウンセリングでは、必ず総額(入会金・シェービング代・キャンセル料・ジェル代など含むか)と、回数消化後の追加費用、支払い方法(現金・クレカ・ローン)を確認。契約が“5万円超・1カ月超”に該当すれば特商法の対象で、書面交付やクーリング・オフ等の保護が効きます。
3-2. 契約書(交付書面)の“ここを見る”チェックリスト
契約前の“概要書面”、契約後の“契約書面”には必須記載事項があります。役務内容、期間、総額、クーリング・オフ、中途解約、前受金の保全、関連商品の有無など。スマホで交付される場合もあるので、受領日をメモして8日間の起算点を忘れないこと。見せてもらえない、コピー不可は避けるべきです。
3-3. 「医療脱毛」との違いをその場で質問(フレーズの整合性チェック)
サロンで「永久脱毛」「毛根破壊」という言葉が出たら、「それは医療行為ですが、御社の施術はどのレベルですか?」と聞いてみましょう。医療に該当する施術は医師のみ。説明が曖昧なら、その店舗では契約しない判断材料になります。
3-4. 解約方法と返金の“具体例”を数字で聞く
「途中でやめたらいくら戻る?」を、あなたの見積もり条件で“具体的に”計算してもらい、書面に残してもらいましょう。エステの中途解約上限は、前述のとおり「提供前2万円/提供後は提供済み分+(2万円または残額の10%)」。このルールを正しく説明できる店は、透明性が高いサインです。
3-5. 口コミは“PR明示の有無”と“複数サイト横断”で見る
広告やランキングサイトの情報だけで決めないのがコツ。PR表記がない投稿はステマの可能性があり、判断を誤らせます。公式サイト、比較サイト、SNS、自治体の注意喚起ページまで横断して“矛盾がないか”を見ましょう。
3-6. 予約ポリシー(間隔・キャンセル料・繁忙期)を事前確認
「最短何週間ごとに通えるか」「直前キャンセル料は?」「繁忙期の目安は?」を確認。通い放題でも予約が取れないと意味がありません。予約の取りにくさが原因のトラブルは多く、契約前に“現実的な通院計画”を描けるかがポイントです。
3-7. 困ったら“188”へ:相談は早いほど手札が多い
クーリング・オフや中途解約の可否は“書面受領日”や“提供状況”で変わります。早めに消費者ホットライン188に連絡すると、取れる手段が広がります。迷った段階で相談するのがコツです。
私がカウンセリングで必ず聞くのは「総額(追加費用込み)」「解約精算の計算例」「予約間隔」の3つ。これだけで、ほとんどの“悪質・不透明”はふるい落とせます。「脱毛サロン 選び方」で迷子になっている人は、この3点から始めてみてください。
4. もし「脱毛サロン 怪しい」と感じたら:今すぐできる安全な対処法
「なんか怪しい…」と思ったら、その直感は大事。焦ってサインしたり、言われるままに支払ったりしないで、ここからのステップを淡々と進めましょう。法律で守られている仕組み(クーリング・オフや中途解約、支払い停止の抗弁など)を知っているだけで、形勢は逆転します。
4-1. クーリング・オフは“8日以内に出せば勝ち筋がある”
エステ(脱毛サロン)の多くは「特定継続的役務提供」に当たり、契約書面を受け取ってから8日以内なら、理由を問わずクーリング・オフが可能です。通知はハガキでもメールでもOK(ハガキは両面コピー・記録が残る方法で発送。メールは送信記録を保存)。クレジット契約がある場合は、販売会社とクレジット会社の両方に通知します。記載例や手順は国民生活センターの解説が分かりやすいです。
4-2. クーリング・オフを超えたら“中途解約”の計算で取り戻す
8日を過ぎても諦め不要。特定商取引法の「中途解約」で、将来分をやめられます。エステの解約金上限は「2万円 または 契約残額の10%のどちらか低い方」。提供済み分の料金は支払い、残りは返金されるのが基本ルール。例えば総額20万円・半分消化なら、残額10万円の10%=1万円なので、解約金は最大1万円+提供済み分、というイメージです(実際は契約書の計算式を要確認)。消費者庁の公式ガイドと具体例ページで根拠を確認できます。
4-3. 迷ったら“188”へ電話:最寄りの相談窓口につながる
どう書けばいい?どこに出せば?と悩む前に、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話。郵便番号を伝えると、あなたの地域の消費生活センターにつながります。口頭で状況を整理しながら、いま取れる選択肢(クーリング・オフ/中途解約/書面の不備チェックなど)を教えてもらえます。
4-4. クレジット・ローン払いなら“支払い停止の抗弁”も武器
分割払い中で施術が受けられない、閉店した――そんな時は、クレジット会社に「支払い停止の抗弁」(割賦販売法)を申し出る選択肢があります。施術回数が残っているのに役務提供が止まった等の事情があれば、以後の支払いをいったん止められる制度です(既払い金の返還までは含まない点に注意)。手続の概要は消費者庁・経産省資料や地方自治体の解説で確認できます。
4-5. 証拠は“整える・残す・整理する”の三段活用
契約書・見積書・領収書、店とのメールやDM、カウンセリングのメモ、予約アプリの画面などはすべて保存。クーリング・オフのハガキは両面コピー、郵便局の受領証とセットで保管。メールやフォーム送信はスクショ保存。自治体の公式解説でも、証拠保全の重要性が具体的に紹介されています。
4-6. やけど・肌トラブルが出たら医療へ直行し、状況を記録
発赤・水ぶくれ・痛みが強い等の症状が出たら、まず皮膚科へ。医療の領域(毛根を破壊する行為)は医師のみが行えると厚労省が通知しており、施術トラブルは早期受診が鉄則。受診後、写真や診断内容、発症日時を整理しておくと、相談や交渉の材料になります。
――ここまでが「守りの動き」。次は、実際にあった相談事例をベースに、“やってよかった行動”“やらずに後悔した行動”を体験談風にまとめます。
5. 体験談とリアルな声:失敗から学ぶ/成功のコツをまるっと共有
ここで紹介するのは、公的機関の事例や公式ルールをもとに再構成した“あるあるケース”。個人攻撃ではなく、「同じ失敗を回避するヒント」として読んでください。
5-1. 「永久保証」なのに1回で解約金10万円?——“文言に強い”
通い放題・永久保証に飛びついたAさん。実は“有償回数は○回まで、以降は無償サービス”という契約で、無償部分は返金対象外。1回しか通っていないのに高額の解約金を提示され、混乱……。国民生活センターは、こうした通い放題/永久保証の中途解約・精算トラブルを多数報告しています。契約書の「有償・無償の区分」「精算式」を最初に数値で確認するのが防御策です。
5-2. 「今日だけ割引」で当日契約→冷静にクーリング・オフで軟着陸
お試し価格の来店後、「今日だけ○万円オフ」で長期コースを即決。帰宅して不安が募り、書面を見直したBさんは“書面を受け取って8日以内”のルールに気づき、ハガキとメールでクーリング・オフ。両面コピー+簡易書留の“証跡”を残したのが効き、無条件解約できました。手順と記載例は国民生活センターの解説が頼れます。
5-3. 「思ったほど抜けない」→“医療とサロンの違い”を理解して選び直し
Cさんは「永久脱毛できる」と受け取れる説明でサロン契約。しかし、サロンの光脱毛は基本“減毛・抑毛”で、毛根を破壊する“永久脱毛”は医師のみが行える医療行為です。厚労省の通知を知って納得し、目的が“ツルツルに近づける”なら医療脱毛に切り替える判断に。まずは「到達目標(減毛か、ツルツルか)」をすり合わせるのがミスマッチ回避の近道です。
5-4. 「サロンが突然の閉店…」→クレジットは“支払い停止の抗弁”で被害拡大を防止
分割払い中に店舗が閉店。Dさんは慌てず、クレジット会社に“支払い停止の抗弁”を申し出て以後の引き落としを一時停止。これは割賦販売法に基づく正当な権利で、国民生活センターのFAQにも手続のポイントがまとまっています。既払い金の返還までは直ちに含まれない点に注意しつつ、まずは被害の拡大を止めるのが先。
5-5. 「ちゃんと説明を数字で確認」→結果、満足して通えた良い例
Eさんはカウンセリングで「総額(追加費用込み)」「解約時の精算式の“数字例”」「予約間隔」の3点を紙で確認。中途解約の上限(エステは2万円または残額10%の低い方)もその場で説明され、納得して契約。後日トラブルなしで通えました。細かいけれど、ここを“数値で”詰めるだけで満足度が上がります。
5-6. 口コミの読み解き方:PR表記がない“ほめ過ぎ投稿”は距離を置く
広告なのに広告と書かない“ステルスマーケティング”は、2023年10月1日から景品表示法違反。SNSや比較サイトでPR明示がないレビューばかりの店は注意が必要です。公式情報(サロンHP・契約書)と第三者の情報(行政・公的機関・複数の口コミ)を横断して矛盾がないかチェックしましょう。
体験談を読むと、「最初に数字で確認」「証拠を残す」「迷ったら188」の3本柱に行き着きます。次回は仕上げとして、「6. 安全に脱毛を始めたい人へのアドバイス(質問リスト付き)」と、よくある疑問に答えるFAQをまとめます。続き、と送ってください。
6. 安全に脱毛を始めたい人へのアドバイス(保存版チェックリストつき)
「脱毛サロン 怪しい」と感じたまま進むと、決め手を見失いがち。ここでは“迷わないための順番”で、実際にカウンセリングで使える質問リストと、契約前に確認すべきポイントをまとめます。結論から言うと、①サロンか医療かの違いを先に決める、②総額と解約の“数字”を事前に握る、③広告・口コミはPR表示の有無まで確認――この3つで失敗の大半は避けられます。法律上の保護(クーリング・オフ、中途解約、支払い停止の抗弁)も味方につければ、強引な勧誘や解約トラブルに振り回されません。以下のチェックを上から順に埋めていきましょう。
6-1. まず決める:サロン脱毛か医療脱毛か(目的で分ける)
永久脱毛(毛根の組織を破壊して長期的に生えにくくする)は医療の領域。医師以外が行えば医師法違反です。サロンの光脱毛は“減毛・抑毛”が前提で、仕上がりは緩やか。だから「ツルツルを目指す」「少ない回数で終えたい」なら医療脱毛、「自己処理をラクにしたい」「痛みや費用を抑えたい」ならサロンが候補、という考え方が分かりやすいです。店頭で「永久脱毛できます」と言われたら、その場で“施術主体は医療か/サロンか”を確認しましょう。
6-2. 無料カウンセリングで聞く15の質問(紙やメモで回答を残す)
総額(入会金・ジェル代・シェービング代・キャンセル料込み)/回数と来店間隔/通い放題の上限や期間/解約時の返金計算の“数字例”/クーリング・オフの起算日(書面受領日)/途中解約の上限(エステは「提供前2万円」「提供後は2万円または残額10%の低い方」+提供済み分)/クレジット・ローン利用時の注意点/予約の取りやすさ(繁忙期)/店舗移動の可否/肌トラブル時の対応(提携医療の有無)など。これらは特定商取引法の保護と直結するので、あいまいなら即保留でOKです。
6-3. 契約書は“概要書面+契約書面”の2段構えをチェック
エステなどの長期契約(特定継続的役務提供)では、契約前の“概要書面”と契約後の“契約書面”の交付が前提。ここに、役務内容・期間・総額・クーリング・オフ・中途解約・前受金の保全・関連商品などが記載されます。起算日は「法律で決められた書面を受け取った日」なので、電子交付でも受領日をメモ。書面不備や虚偽説明があると、期間経過後でもクーリング・オフが認められる場合があります。
6-4. 支払い方法の落とし穴:ローン・分割なら“抗弁”も意識
クレジットやローンで支払い中に、閉店や長期休業などで役務提供が止まった場合、「支払い停止の抗弁」(割賦販売法)をクレジット会社に申し出る選択肢があります。既払い金の返還までは含まれませんが、これ以上の被害拡大は止められます。契約時に“販売会社名・クレジット会社名”を控えておくと連絡がスムーズです。
6-5. 口コミは“PR明示”の有無をまず確認(ステマ規制の時代)
2023年10月から、広告であることを隠す“ステルスマーケティング”は景品表示法違反。企業の依頼があるのにPR明示がない投稿はアウトです。ランキングサイトやSNSの評価は、PR表記の有無を見てから内容に入るのが正解。複数サイトで矛盾がないかもチェックしましょう。
6-6. 「通い放題」「永久保証」は“有償・無償の区分”を見る
通い放題でも、契約書では“有償○回+無償サービス”に分かれていることが多く、無償部分は返金対象外になりがち。中途解約時の精算で揉めやすいので、契約前に“返金計算の例”を紙で残してもらいましょう。国民生活センターも、通い放題や永久保証の中途解約トラブルに注意を呼びかけています。
6-7. 最後の確認:この3つに“はい”と言えますか?
「総額(追加費用込み)を把握している」「解約・返金の計算式を自分の条件で理解した」「医療とサロンの違いを納得して選んだ」。この3つがそろえば、契約の準備はOK。どれか1つでも曖昧なら“今日は決めない”。悩んだら消費者ホットライン188へ相談し、第三者の視点で確認を。
7. よくある質問(FAQ):迷いどころを一気に解決
Q1. クーリング・オフは何日?メールでもOK?
エステのような特定継続的役務提供は、法律で決められた書面を受け取ってから8日以内なら、理由は問わずクーリング・オフ可能。通知は書面でも電磁的記録(メール等)でもOKで、送った証拠を残すのがコツ。事実と違う説明や威迫で迷っていた場合は、8日を過ぎても可能なケースがあり、まずは証拠を整理して相談しましょう。
Q2. 8日を過ぎたら、もうムリ?
中途解約という手段があります。エステの上限は「提供前2万円」「提供後は2万円または契約残額の10%の低い方」+提供済み分の費用。つまり“将来分をやめる”権利は残っています。計算方法は消費者庁の解説ページに表で整理されています。
Q3. 「永久脱毛できます」は本当?
永久脱毛(毛根を破壊する行為)は医療行為で、医師のみが実施できます。サロンの光脱毛は“減毛・抑毛”が前提。広告で誤解しやすいので、契約前に“施術主体が医療かサロンか”を確認してください。
Q4. 店が突然閉店。分割の支払いはどうしたら?
すぐにクレジット会社へ連絡し、「支払い停止の抗弁」を検討。以後の支払いをいったん止める制度です。既払い金の返金までは別手続きになることが多いので、契約書・領収書・予約履歴をそろえて、センターや弁護士に相談を。
Q5. 口コミはどこまで信用していい?
2023年10月以降、PRを隠すステマは景品表示法違反。PR明示がない“やたら褒める投稿”は距離を置き、PR表記の有無→内容→複数サイト横断の順で確認しましょう。
Q6. 困ったらどこに相談すればいい?
まずは全国共通の消費者ホットライン「188」。最寄りの消費生活センターにつながり、クーリング・オフや中途解約の可否、書面の不備など具体的にアドバイスしてくれます。土日祝の案内窓口情報も公表されています。