3歳までに読み聞かせておきたい知育絵本Best15
赤ちゃんや子供のことを考え色々調べていると目にする「知育」という言葉。
「なんか難しそうだし、もっとのびのび育てたいな。」と思っていませんか?
実は「脳」や「性格」は3歳までに約80%が完成すると言われています。
この大切な時期に、赤ちゃんと楽しくコミュニケーションを取りながら
子供の将来のために個性や可能性を伸ばしてあげたいと思いませんか?
知育の中でも、最も簡単に始められる絵本の読み聞かせについて、効果的な読み聞かせ方やおすすめの知育絵本を紹介していきます。
知育とは一体何?
まず最初に知育について軽く説明していこうと思います。知育とは、知能を高め、知識を豊かにするための教育のことです。
しかし、その知育の中にも色々と手段がありそれにより伸びる力も変わってきます。知育は新生児からでもできることがあるのでいくつか下に挙げてみましょう。
知育の種類
知育という言葉から小さいころから塾に通わせたり、英語を聞かせるといったものを想像しがちですがそんなことはなく、普段の何気なく遊んでいる玩具や絵本が知育に繋がっていたりします。
言葉が分からないのに絵本読んでも効果はあるの?
0歳から読み聞かせても言葉も絵も理解できないから絵本は早いんじゃないと思う人もいると思います。ですが、言葉が分からなくても絵本を通じて親子の絆を深めることが出来ます。
絵本を読み聞かせ効果
早い時期から絵本の読み聞かせをしてあげることで絆が深まる以外にもたくさん効果があります。絵本によって得られる効果をいくつか挙げていきます。
本が好きになる!
小さい時から親に読み聞かせてもらうことにより本、絵本は楽しいものという認識になり成長しても本を習慣的に読むようになります。将来の国語力、語彙力の成長にも繋がります。
赤ちゃんがリラックスできる
0歳から絵本を読み聞かせ、語り掛けといった親の声を聴かせることは赤ちゃんにとって大きな安心できる要素で、生まれたばかりの赤ちゃんは胎内にいたころと環境が違うため不安なことが多くこういった読み聞かせが情緒安定に繋がります。
集中力がつく
赤ちゃんは言葉が理解できないので絵を良く見ることから始まります。赤ちゃんは絵を見るだけでも脳に刺激がいきます。小さい時は脳にしわが少ないため多くのことを吸収していきます。
貴重な親子のコミュニケーション
絵本の読み聞かせやページをめくるといったことは親子の大切なコミュニケーションと言えます。本を読むときも膝に赤ちゃんを乗せて読み聞かせてあげる事でお母さん、お父さんのぬくもりを感じ赤ちゃんもリラックス出来ます。
赤ちゃんと同じ本を読み時間を共有することがとても大切なのです。また、一方的に赤ちゃんにしゃべりかけるのが苦手な人も絵本を読み聞かせることで簡単にコミュニケーションをとることが出来ます。
知育でこんな効果も期待できる!?
赤ちゃんの脳は、妊娠して早い段階で作られます。なので胎内にいる時から赤ちゃんはお母さんの声を聴いていると考えられます。そのため、出産する前からお腹の子に読み聞かせをするお母さんも多いみたいです。
■本が好きになる
■集中力アップ
■コミュニケーション能力
■親子間でのコミュニケーション
正しい絵本の読み聞かせかた!
絵本の読み聞かせの時にも正しいやり方があります。まず読み聞かせをする時は必ず膝の上!これにより親と子供、赤ちゃんとの距離が近くなるので親側が子供と世界観を共有することが出来ます。
しかし、本を読んでいて途中でどこかいってしまうことがあると思いますが構わず読み続けてください!子供は聞いていないように見えて耳は絵本に向いているので話しているうちにまた興味がでて戻ってくることがあります。
また、ページを読んでいる途中で子供が次のページに行こうとしていたら次に進んでしまって大丈夫です。何よりも子供のペースに合わせることがとても大事なのです。
などなど様々な効果があります。
赤ちゃんにオススメの絵本をご紹介!
そこで今回は「赤ちゃんへの読み聞かせ推奨派」の私がオススメする、絶対に読み聞かせてほしい本を、本のポイントと一緒に15冊紹介していこうと思います。
知育絵本Best15
1.ばななちゃん
2.だっこして
3.いろ(ぴよちゃんの知育えほん)
4.おかあさんだ
5.音のでる知育絵本⑰ あなぽこえほん
6.はこ
7.はじめてのあかちゃんえほん どうぶつ1
8.ベビープーのおつむてんてん
9.すこやかあかちゃんえほん③ しろとくろ
10.くっついてくっついて
11.に~っこり
12.おひさまあはは
13.ころころころ
14.へんてこりんなどうぶつたち
15.ぼうしぴょこ
1.ばななちゃん
発行所 株式会社偕成社
発行2015.11第1刷 2015.11第2刷
そしてあくびをしたり伸びをしたりしながら皮を脱いでいく姿に赤ちゃんも釘付けです。
2.だっこして
発行所 株式会社こぐま社
発行1995.6.10第1刷 2011.10.1第27刷
ここまでだと良くある絵本ですが、最後はウサギのぴょんたを抱きあげたななこちゃんが、お母さんに抱っこしてもらってねんねするという、心がじんわり暖かくなるラストです。
また簡単な書き殴られたような線と目に優しい5つの色で塗られた絵は子供の落書きのようにも見え可愛らしいです。
3.いろ(ぴよちゃんの知育えほん)
#愛鳥週間 のおすすめ絵本
ひよこのぴよちゃんシリーズ、0歳からの知育絵本もあります。ぴよちゃんと一緒に楽しくまなぼう!
他にも「かたち」「おおきい ちいさい」があります。#バードウィーク #絵本 pic.twitter.com/eU8kLXdzhz
— 学研の絵本 (@gakken_ehon) 2018年5月15日
発行所 株式会社学研教育出版
発行2015.2.23第1刷
そしてこの絵本にはまだまだ嬉しい仕掛けが盛りだくさんで、色を英語でも書いてあったり、くり抜かれて窓から前ページの動物が見えて、乗り物に乗っているように見えるなど、小さくて税別550円という価格ですが、期待以上の満足度です。
4.おかあさんだ
発行所 株式会社偕成社
発行1987.10第1刷 2001.12第18刷 改訂2002.12第1刷 2013.3第10刷
そして白い丸の中に動物たちを描き背景とのコントラストで、より赤ちゃんに好まれる工夫が素敵だど思います。
5.音のでる知育絵本⑰ あなぽこえほん
発行所 株式会社ポプラ社
発行2012.2第1刷 2014.7第9刷
ひとつひとつ触り心地、色、模様の違った丸でまだ絵本に興味のない子でも、つかみ食べの頃から自分でボタンを触って楽しめます。
また「ねこさんどこかな?」など絵本に沿って動物の鳴き声をするボタンを探すなど、少し言葉が理解できるようになってからでも遊べる絵本です。
シャッフルもできるので、小さい子にありがちな同じボタンばかり押しても違う音が鳴り不思議そうに飽きずに使えます。
6.はこ
発行所 株式会社偕成社
2012.4.第1刷 2015.5第3刷
またそれぞれに顔がついていてみんな笑顔で出てくるので、ページをめくる度につられて笑顔になります。
7.はじめてのあかちゃんえほん どうぶつ1
発行所 株式会社学習研究所
発行2000.1.24第1刷 2005.2.25第22刷
こちらは小さな本なので持ち歩きにも便利ですし、赤ちゃんがお座りのころから自分で開くのにぴったりです。
8.ベビープーのおつむてんてん
発行所 株式会社講談社
発行2005.10.20第1刷 2016.3.2第2刷
絵本を読んだ後にも親子や兄弟でまねっこして楽しめてお兄ちゃんやお姉ちゃんに赤ちゃんとの遊び方を知ってもらうのにも良い絵本です。
9.すこやかあかちゃんえほん③ しろとくろ
発行所 株式会社岩崎書店
発行2015.5.31第1刷 2015.10.31 第3刷
この絵本はカラフルではありませんが、文字も少なく1ページ一言でコントラストに顔がついていて、赤ちゃんにも判別しやすく真剣にみてくれる一冊です。
10.くっついてくっついて
息子、くっついてくっついての本、大好き。
自分で読めなかったときから気に入ってるんだけど、お昼寝するかなと読んであげてたら、途中で自分で読むと言って本読みしてくれた。 pic.twitter.com/L2IRmoTC5M— りち (@richi_air) 2016年9月13日
発行所 株式会社視覚デザイン研究所
発行2010.4.25第1刷
それぞれに絶妙な表情の顔がついていて、赤ちゃんにも認識しやすいです。
カラフルだけどやさしい色合いも可愛らしさを引き立てます。
タイトルにもなっている『くっついてくっついて』は本文でも繰り返され、ゴトンゴトン、トントン、どーんどーんなど赤ちゃんの好きな繰り返し言葉に真剣に耳を傾けてくれます。
そしてこの本のすてきなところは、大きくなって言葉がわかってくるとさらに楽しめるよう、『あかいまんまるちゃんはどこ?』などの問いかけもあって長い期間楽しめる絵本です。
11.に~っこり
発行所 株式会社くもん出版
発行2013.2.14第1刷 2014.2.25第6刷
またすべてのページに描かれている赤ちゃんの表情がとっても素敵で今にもはしゃぐ声が聞こえてきそうです。
12.おひさまあはは
発行所 株式会社こぐま社
発行1989.7.1第1刷 1999.8.1第18刷
そして色鉛筆で描いたような優しい絵と黄色の多い色使いで、お天気の悪い日におうちで読んでいても明るい気持ちになります。
子供の顔から笑顔が消えているときに、さりげなく選んで読み聞かせたい一冊です。
13.ころころころ
この絵本、
コロ
って文字ばっかりなの!
いい本だわ!
大好き!
ころころころ!? pic.twitter.com/c1PBwauFOL— みゆ (@miyu5091) 2014年6月9日
発行所 株式会社福音館書店
発行1982.5.1 こどものとも年少版
1984.11.22福音館の幼児絵本第1刷 2014.12.15福音館の幼児絵本第65刷
また「あかいみち」「でこぼこみち」など短い言葉で道の形状を表現し「ころころころ」とリズミカルに読み進められるので飽きずに見られます。
あんよの頃には歩きながら絵本を思い出して楽しむこともできるでしょう。
14.へんてこりんなどうぶつたち
へんてこりんなどうぶつたち (さわるしかけえほん) [ ミク・モリウチ ]
発行所 大日本絵画
発行2008第1刷
それからとっても素敵なのは、背景もデコパージュのような貼り絵風に描かれていて遊び心があり楽しくなります。
15.ぼうしぴょこ
発行所 株式会社福音館
発行2010.7.1
白いキャンパスに水彩絵の具で描いたような絵はとても際立って素敵です。
【最後に】
いかがでしたか?幼少期は子供の成長にとって、最も重要な時期といっても過言ではありません。
お子さんの成長のために、毎日少しだけ「読み聞かせタイム」を作ってみませんか?
その少しの時間の積み重ねが、何倍も、何十倍も立派な子を育てる助けとなってくれるかもしれません。
ここに載っている以外のものでオススメがあれば是非教えて下さい!!
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