優しい人?それとも、事なかれ主義の人?
優しい人…とよく耳にしますが、優しい人とはどういう人なのか、考えてみたことはありますか?
どういった特徴があるのか、損はするのだろうか。
また、優しい人=モテないなんて言われたりすることもありますが、それは本当なのか。
など、優しい人と思われる事にたいするメリットやデメリット。
そして、本当に優しい人かそうでない人かを見抜く特徴などをご紹介したいと思います。
あなたはもっている?優しい人の特徴診断
優しい人と気が弱い人の違いは?
優しい人にある損なイメージの理由とは
優しい人の適職って、どんな職業?
あの人の優しさは本物?本当に優しい人はしない言動
「優しい人」と言われる男性はモテない?
イイ人と優しい人の根本的な違いとは?
まとめ
あなたはもっている?優しい人の特徴診断
本当に優しい人というのは、いくつか特徴があります。
周りの人や自分はどうでしょうか。
・人の幸せを願う
人の幸せを願うからこそ、相手のために何かをしてあげたいと思いますよね。
相手が辛い時は、一緒にそばにいて、愛情を相手にプレゼントしたい。
このように、単に人に喜んでほしいだけなのです。
本当に優しい人は、「すごい人」「いい人」と他人に評価され、言われたいわけではないのです。
あなたは本当に相手に喜んでもらいたいと思っていますか?
・心が満たされないと「本当の優しさ」は出てこない
優しい人に見える人でも、本当にその人は優しい人でしょうか?
自分の心が満たされている人は、本当に優しく、他人にもその満たされた愛情を与えてあげたいと見返りは求めません。
本当に優しくない人は、他人から見返りとして評価や称賛、愛情などをもらいたがる傾向にあります。
どこか打算的な優しさです。
常にイライラしていませんか?
あなた自身の心は満たされているでしょうか。
・本当に優しい人は、自分にも優しい
自己犠牲からくる優しさは、その本人を傷つけたり損をしてしまいます。
精神的に余裕がない状態では、本当の優しさを他人に与える事はできません。
他人の為にも自分の為にも、優しくあろうとしていますか?
自分を犠牲にしてはいませんか?
・他人に期待しない
あなたは自分のルールに、無意識の内に縛られていませんか?
現代社会を生きる人達は礼儀正しく、他人に親切にすることを意識して日々過ごしています。
「ちょっと常識がなってないんじゃないの!」なんて口にする人は、心が乱れている証拠。
本当に優しい人とは言えないのです。なぜなら自分が優しくすれば他人も優しくて当然。
そう、どこかで期待する気持ちが潜んでいるからです。
どこかで見返りを求めている証拠です。
見返りを求めて優しくしていませんか?
優しい人と気が弱い人の違いは?
優しい人というと、一見、気が弱い人と思われることもありますが、実際は違いがあります。
気が小さい人は、いつもびくびくして、どこか怯えています。
周囲に対し敏感であるが故、他人の小さな変化に対して手を差し伸べたりするため、優しい人と思われています。
しかし、優しい人との大きな違いは自己評価の低さにあります。
気の小さい人はどうしても自分のことを過小評価してしまい、周りからどう見られているのかを気にしています。
発言や行動に気をつけ、協調性を大事にしようと周りの様子を見て行動するため、傍から見れば優しい人になります。
それ故、どうしても小さな声でボソボソと喋り、他人の会話を邪魔しないように気を配ります。
同じように人当たりもよく、優しい人に見えても、気の弱い人は少し自信がなく見えます。
アナタはどちらのタイプかチェックしていきましょう。
優しい人にある損なイメージの理由とは
「あの人、優しい人なんだけど、仕事ではイマイチ…」そんな評価をされている人が、あなたの職場にもいませんか?
もしくは、自分はそういう評価をされている気がする…なんて人も必見です。
優しい人は、男性からは頼りにされ、女性からも慕われます。
しかし、仕事上では押しが弱くて頼りない…なんて評価されることが多いようです。
その特徴は3つあります。
①自己アピールが苦手
ビジネスにおいて、自分をアピールすることはとても重要なポイントです。
自分が自信を持って出来ることをアピールし、どういう人間かを相手に伝えることが大切です。
それにより相手は信頼し、仕事を任せるようになってくれます。
優しい人は内向的な性格であることが多く、自己アピールがうまくできない人が多くいるようです。
上手く自己アピールが出来るように、まずは積極的に話すようにすることが大切です。
②裏方に回ってしまう
優しい人というのは、誰かを助ける事を優先的に考えるため、自分が活躍することは後回しになります。
そのためいつも優しい人は仕事の面で、誰かのフォローや裏方に回ってしまいます。
そして表に出るチャンスを失い、まるで仕事が出来ないかのように見られてしまうのです。
細やかな気配りは出来るタイプなので、フォローばかりでなく、自ら表立って仕事をするように心がけることが大切です。
③厳しいことが言えない
優しい人は、仕事で落ち込んでいる人には声をかけて励まし慰めることが多くあります。
落ち込んでいるときに、優しく接してくれるのはとても嬉しくありがたいことです。
しかし、時には良くないところや改善スべきところは、ズバっと厳しく言うことも必要な厳しさといえます。
いまはどちらのタイミングなのか。
しっかり見極めるようにして、その場に応じた相応しい言葉を言ってあげられるようにならなければなりません。
優しい人の適職って、どんな職業?
優しい人には向いていない仕事と、向いている仕事がとても極端です。
適職につくことで、その人もその周りもみんな幸せになることができます。ここでは仕事についてご紹介いたします。
・人と関わる仕事
(販売員・介護職・カウンセラー・アドバイザーなど)
優しい人は他人の事が十分考えられ、優しい対応で好印象を与えられます。
そのため人と関わる事の多い仕事が向いている傾向にあります。
・分析型の仕事
(研究者、マーケティング職、アナリスト職など)
優しい人は、物事の経緯を深く読み取る傾向があります。
人に対してもですが、さまざまな事柄に関してもそれは発揮されるため、分析し結果を導く仕事も向いています。
・共同作業系の仕事
(商品開発、システムエンジニア、事務職、クリエイティブ職など)
優しい人は、周囲の人をよく考え協調して物事を進めていくことができます。
そのため、一人単独で働く仕事よりもチームやプロジェクトなど、集団で共同作業をする仕事で成果を出しやすい傾向にあります。
あの人の優しさは本物?本当に優しい人はしない言動
・他人の「自虐ネタ」に乗っかる
自分のことをネタにするのは良いとして、他人からネタにされるのは不快な気持ちになってしまいます。
容姿やファッションセンスなどなど。本人が自虐しているからといっても、お笑いのネタとして周りが乗っかるのは違います。
ただの悪口になってしまいます。
自虐に走ってしまうのは、自分の不安を隠すための行為と考えられます。優しい人ならば、もっと違う言葉をかけるでしょう。
・謙虚を装い自慢する
「間接自慢」という言葉があります。
表面上は謙虚で控えめな発言を装うのに、自慢が隠しきれていない状態のこと。
自慢はそれを耳にする周囲のことをまず考えてからいうべきです。
そもそも、自分から自慢するからおかしくなってしまいます。
達成(成功)したことを誇りに思うことで十分です。
黙っていても、しっかり結果がでていれば、周囲が自慢したくなるはずなのです。
・自分の意見を押し通す
例えば優しい人がリーダーだったり、コーチだとした、自分の意見を強く言う場面も必要です。
しかし、無理にその場面を作る必要はありません。
自分が正しいと思っても、他の人にとっては間違っていると思うかもしれません。
有益なアドバイスや、知識を伝えるときには、ちゃんと自分の立場を決めてからすることが大切です。
きちんと自分の立場を理解したうえで意見することが重要なのです。
・周囲の時間をムダにする
その人は、ミーティングや会合などに頻繁に遅れることはありますか?
自分だけの世界で、自分よがりに考えているのは、優しい人とは言えませんよね。
小さな不便さに気づかないような人は、大きな問題にも気づけないデリカシーのない人です。
「優しい人」と言われる男性はモテない?
優しい人は皆から好かれますが、優しい男性はモテないとも言われます。
それは何故でしょうか。
ひとつは、誰にでも優しいということ。
それは彼女だけでなく、他の女性にも優しいということです。
「好きな男性からは特別扱いされたい」というのが女心。
自分だけに優しくしてくれる男性は、自分を特別にしてくれていると認識します。
しかし、優しい男性が誰にでも優しくしているのを見てしまうと、特別感はなくなってしまいます。
「優しい人と付き合いたい」という女性もいますが、やはりそこには特別感はしっかりと感じたいという思いがあります。
なので、優しすぎる男性はなかなかモテないようです。
イイ人と優しい人の根本的な違いとは?
女子がよく男性に対して「イイ人なんだけど恋愛対象にはならない」というセリフを口にしますよね。
それと優しい人は一体何がちがうの?と、思ったこともあるのではないでしょうか。
女性の言う「イイ人」と「優しい人」は結構な違いがあります。
「イイ人=弱い優しさ」「優しい人=強い優しさ」という感じで異なっており、イイ人は常に相手の意見を尊重してくれる人です。
確かにイイ人です。
ですが、時には自分を引っ張ってくれる強引さや力強さを求める傾向にあります。
言う時は言う。譲れないことは譲らない。
そんな強さを持っている人こそ、恋人に求める優しい人なのです。
まとめ
優しい人というのは、他人を思いやる習慣をもっている人格者です。
そこに損得勘定はなく、相手への思いやりのみ。
相手が幸せになれば、自分自身も幸せになれる。
古くから義理人情という言葉がありますが、まさにその言葉通りです。
優しい人というのは時に優しく時に厳しく。相手の為に尽くしてくれて、誰にでも平等に接してくれる人です。
周りの人は本当に優しい人なのか。
そして自分は、本当に優しい人になれているのか。
是非ちょっと振り返ってみてください。
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